2024(令和6)年5月20日（月），鳴門教育大学大学院学校教育研究科と千葉県教育庁教育振興部は，本学教職大学院における教職大学院遠隔教育プログラムとの連携を通じた千葉県公立学校校長・教頭候補者選考の実施に関する覚書を締結しました。

　本学の教職大学院遠隔教育プログラムは，現職教員が勤務校を離れることなく働きながら学ぶことができ，大学教員が受講生に個別の助言や支援をする伴走型指導が高い評価を得ております。管理職の資質・力量の向上を目指している千葉県と，現職教員に広く教職大学院教育を提供しようとする本学との間で協議を重ね，この度の覚書の締結となりました。本覚書に基づき，教職大学院遠隔教育プログラムにおいて所定の単位を取得した者については，千葉県公立学校校長・教頭候補者選考の第一次選考が免除されることとなります。（諸条件等は，千葉県教育庁にご確認ください。）

　締結式は千葉県庁で挙行され，千葉県教育庁教育振興部の荒金誠司部長は「千葉県内の公立学校における管理職の養成及び，鳴門教育大学の優れた知見を学校現場に活用したい」と期待を寄せられ，佐古学長は「本学の教育研究が，千葉県の学校教育の一助になれば幸い」と述べました。

　今回の覚書締結を機に，千葉県の学校教育の充実，教育専門職としての高い資質・能力を備えた管理職の育成に寄与していきます。