令和３年３月２９日に，徳島県立徳島科学技術高等学校，徳島県立小松島西高等学校及び徳島県立名西高等学校と，教職大学院実習に関する連携協力協定を締結しました。

　本学教職大学院実習における学部新卒学生等を対象とした実習は，学部段階で培った知識と技能を，更に教職大学院の共通科目及び専門科目を通じて発展させ，学校現場での教育活動に参画し，教育活動に関する理解を深め，教育実践力を養う科目となっております。

　この度，連携協力協定を締結する高等学校には実技系の専門学科が設置されており，将来高等学校の教員を志望する学生が専門性を活かして課題に取り組み，教科教育実践力の獲得が期待されることから，連携協力協定を締結することとなりました。

　連携協力協定締結式において，山下一夫 鳴門教育大学長からは「それぞれ特色のある高校と連携して高校の子供たちのために本学が実習という形でお手伝いできると共に，本学学生にとっても実習先を確保し教員としての能力を上げられる，お互いWin-Winの関係ができる」と期待が述べられました。

　また，連携協力協定締結式に出席した，儀宝修 徳島科学技術高等学校長，寺奥敦子 小松島西高等学校長及び臼井公仁 名西高等学校長からも，それぞれ各校で取り組んでいる特色ある取組を大学の実習を受け入れることによって更に発展させると共に，優れた教員の育成に貢献できるといった抱負が述べられました。

　本学教職大学院の実習は令和３年度から開始され，高等学校の教員を志望する学生はこの度連携協力協定を締結した３校の外，既に連携協定を締結している徳島県立鳴門高等学校及び徳島県立鳴門渦潮高等学校において実習を行う予定です。

　連携協力協定書に署名する校長及び学長

　（左から臼井名西高等学校長，寺奥小松島西高等学校長，山下鳴門教育大学長，儀宝徳島科学技術高等学校長）

　協定書を披露する校長及び学長　

（左から臼井名西高等学校長，寺奥小松島西高等学校長，山下鳴門教育大学長，儀宝徳島科学技術高等学校長）

　（左奥から尾前事務局長，佐古理事，大石理事，美馬理事，左手前から臼井校長，寺奥校長，山下学長，儀宝校長）