国別研修ケニア「初等理数科指導法改善」の閉講式が行われました

2011年12月19日

 12月9日(金),平成23年度国別研修ケニア「初等理数科指導法改善」コースの閉講式が行われました。
 今年度は視学官,指導主事のほか,全国初等学校校長会,中央理数科研修センター,教育省からも参加者を得て,参加者は22名を数えました。
 4週間に及ぶ研修では,日本の学校教育,教員研修制度について講義と見学を通して学び,その学びをもとに,どうやってケニアの初等理数科授業の改善をしていくかを,具体的,実践的に考えました。研修前後に実施した調査から,参加者の授業を観察し,アドバイスする力が向上したことが裏付けられています。研修講師として南アフリカ,アメリカから経験豊かな理数科講師を招聘し,本学教員と協力して研修を実施したことは,協働の手本を見せることができただけでなく,研修生のニーズにあった研修にすることができました。

 

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 研修以外にも,本学大学院生による日本語レッスン,茶道同好会主催お茶会,教職大学院に在籍する日本人現職教員の意見交換会,歓送迎会など,さまざまな体験を通じて,交流を深めました。
 

 (日本語レッスン)
 11月22日(火)に22名のケニア研修員が日本語レッスンを体験し,当大学との異文化交流を深めました。他にもインドネシア,カンボジア,アメリカからの参加者もいました。今回は当大学院・日本語教育学演習受講生らが,「あいさつ・自己紹介」「知らないことを聞くためのフレーズ」「1~1000までの数字」「買い物の際に使えるフレーズ」等を学習の目標とし,手作り絵カードや実物を用い体験的に参加できるよう工夫しました。授業の際には彼ら・彼女らに「どれだけたくさん話させるか」をモットーに行われ,学習者たちは活発的・意欲的に取り組んでいる様でした。授業後にはケニアからの代表者が伝統的な「元気・感謝を与える挨拶」をいただき,今回の様なレッスンを通じての異文化交流は両者にとってよい「ふれあい」となりました。(文責:大学院言語系コース 吉住 晃)

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(茶道体験)

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 (歓迎会)

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お問い合わせ

教務部学生課国際交流係
電話:088-687-6111