本学大学院生(日本語教育分野)がフランス語圏アフリカ研修員と交流しました。
2011年2月15日
本学ではフランス語圏アフリカ5カ国(ブルンジ,コートジボワール,ジブチ,コンゴ共和国,セネガル)から9人の研修員を迎え,1月24日から2月18日まで研修を実施しています。研修の合間をぬって,2月1日(火),本学大学院で日本語教育カリキュラムを受講する院生5名と日本語・日本文化を通じた交流を行いました。
院生は「研修に役に立つ日本語表現の学習」と「日本語学習を通じた日本文化理解」を目標にそれぞれ授業案を作成し,授業に臨みました。小さな失敗は数多くありますが,学ぶことに積極的な研修員に助けられて,研修員以上に院生にとって学びの多い体験となりました。
先生の発音をよく聞いて |
ジャンケンポン! |
節分の豆まきも体験 |
日本語授業の後は,場所を大学会館3階和室に移し,茶道同好会一期一会の協力を得て,茶道を体験しました。「茶道のお点前には,日本人のもてなしの心,規律,繊細さが凝縮されている。日本文化の一端に触れることができてうれしい」という研修員の感想が寄せられました。「日本語だけではなく,日本文化についてもっともっと知る必要があることを実感した」(佐々木菜美さん:現代教育課題総合コース)半日でした。
文責:小野由美子:言語系(国語)コース