教員教育国際協力センターでは，ケニアから16名の研修員を迎え，11月15日（月）から４週間，初等理数科教育の指導法改善を目的とする研修を実施しています。研修員の多くは日本の指導主事に近い仕事に従事しており，教員の資質・力量の改善に責任を負っています。
　研修の一環として，11月30日（火）には，本学教職大学院に学ぶ現職教員の方々（19名）と意見交換会を行いました。ケニアの研修員からは，日本の授業研究に関する質問のほか，「日本では教員の授業力量の評価はどのように行うのか」，「大学院で学んだことを現場でどのように活かすのか」といった質問が寄せられました。短い時間でしたが，日本の現職教員の方から直接意見を聞くことができたことに対して，ケニア研修員からは感謝のことばが寄せられていました。ご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。
　文責：小野由美子（言語系コース）