（左から，金子拓歩さん，土井雄大さん，淡優太さん，太田徳子さん）

　
　中学生以上の学生チームが円ドル相場の予想を競う日本経済新聞「第23回学生対抗円ダービー」で6月末終値を予想する1回戦で全国62校785チームが参加して，鳴門教育大学の金子拓歩さんのチームが3位になりました。チームのメンバーは，金子拓歩さん（リーダー・教職大学院教科・総合系教育探究総合コース1年），土井雄大さん（教職大学院教科・総合系社会科教育コース1年），淡優太さん（教職大学院教科・総合系教育探究総合コース1年），太田徳子さん（教職大学院教職系教員養成特別コース2年）の4名です。金子さんのチームでは，米10年債の利回りなどを使って回帰分析を試み，6月末終値との差はわずか6銭でした。

　「経済学特論」（青葉暢子教授）では20年前から学生円ダービーを取り入れています。この授業では経済学概論を基礎にして，二国間（日本―アメリカ）の経済取引が為替レートへ与える影響を学習します。円ドルレートを予想することを通して経済学に関する知識を用いて現実の経済を見る目を養い，より実践的な力を身に付けることができると考えています。

　また，全国学生円ダービーでは中学生もエントリーできることから，中学校社会科教員になったとき，生徒に国際関係の授業をする中で全国学生円ダービーを教材として用いることで，国同士の経済の関係を学習する意欲を高めることに役立てることができると考えています。（社会科教育コース 教授 青葉暢子）

（参考）

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