平成22年度国別研修「アフガニスタン教授法改善」が終了しました。
2011年2月25日
2月18日(金),平成22年度国別研修「アフガニスタン教授法改善」に参加する研修員9名が閉講式を迎えました。2週間にわたる研修の目的は,本学が参加する技術協力プロジェクト(教師教育強化プロジェクト:STEP)で開発した教師用指導書の普及と効果的活用です。研修では,教師用指導書を活用したより分かりやすい授業を実施するには,地方教育局(PED),教員養成カレッジ(TTC)そしてTTCの附属校のそれぞれが何をすべきか,どう連携すべきか,鳴門教育大学や徳島県の事例を参考に議論しました。学部生が授業案を作成して模擬授業を行った「初等中等教科教育実践II」(香西先生)を参観し,鳴門教育大学附属小学校の教育研究会に参加することによって,アフガニスタンのTTCや小学校が目指す授業がより具体的にイメージできるようになりました。
閉講式を前に,2月17日(木)には,JICA-NETを利用したテレビ会議で,議論をもとに作成したアクションプランをJICAカブール事務所,JICA本部と共有しました。帰国後の研修員の活躍が期待されます。
市教育委員会の役割(岩久保先生) |
研修員による模擬授業 |
附属小学校教育研究会での授業参観 |
附属小学校の役割(横山先生)
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附属校での実習体験 (千島・四間さん) |
合同閉講式 (フランス語圏アフリカ研修員とともに) |
研修に際しては,本学教員・学生をはじめ,徳島県総合教育センター,鳴門教育大学附属小学校の協力を得ました。この場を借りてお礼申し上げます。
文責: 小野由美子(言語系コース)