学校教育研究科(専門職学位課程)国語科教育コース



 鳴門教育大学は,初等中等教育に携わる現職教員がより高度な専門性を養う場としての役割を持っています。このため,国語科教育コースでも,全国の小中学校,高等学校の現職教員が大学院生として在籍しており,地域・校種・専門分野を越えた交流が行われています。
 一方,未来の教員を目指す大学院生にとっては,ベテランの教員から多くのことを見聞し学ぶことのできる絶好の機会です。

 入学後は,それぞれの研究テーマを追究するために,附属図書館の 大村はま文庫 および 野地潤家文庫 などの貴重な資料を利用することができます。

 ※ 大学院の授業や受験に関する情報は,本学の大学院の 公式ページ をご覧ください。

 目次
 概要

 国語科教育コースでは,国語科教育,国語学,国文学を専門とする教員が,それぞれの学問を背景に,国語科教育の内容・方法・実践の分析,教材の研究と開発,授業デザインの作成と改善等について院生と学校の課題に応じて支援を行います。これを通して,小学校から高等学校までのカリキュラム開発に資する高い専門性と教育実践能力の獲得・向上を目指します。
 令和4(2022)年度の大学院生の在籍者数は,次のとおりです。(表の「教職経験者」は,小中高の現職教員を含みます。)

学年 在籍数 教職経験者(内数) 長期履修者(内数) 留学生(内数)
第1年次 4 0 3
第2年次 8 2
長期履修3年次 1 1
 研究について

 各自の希望を生かしてゼミ(ゼミナール)に参加し,担当教員 の指導の下で最終成果報告書に取り組みます。
 これまでの修士論文の題目などは,附属図書館の 学位論文要旨データベース で閲覧することができます。

 ※ 教員の異動・退職などにより,希望する教員の指導が受けられない場合があります。

 進路

 これまでの修了生の就職先としては,徳島県・兵庫県・大阪府などの小学校教員・中学校教員・高等学校教員などが挙げられます。
 兵庫教育大学・上越教育大学・岡山大学・滋賀大学・岐阜大学との 連合大学院 の博士課程や,他大学の博士後期課程にも,数名の進学者がいます。