令和4年度国別研修エルサルバドル「初中等算数・数学教育における学力評価に基づいた学びの改善」
2022年8月25日
令和4年度国別研修エルサルバドル「初中等算数・数学教育における学力評価に基づいた学びの改善」
1.期間:令和4年6月21日(火)~令和4年7月20日(水)
2.発信場所:INCETセミナー室(人文棟1階A102)
エルサルバドル共和国から20名の研修員が参加し,約4週間のオンライン研修を行いました。
本研修は,新型コロナウイルス感染症拡大に伴い,令和3年度に引き続きオンライン研修となりました。研修員は,学習プラットフォームにアップされた講義動画を事前に視聴し,研修期間中は,質疑応答や研修員同士の意見交換を行い,算数・数学教育にかかる学力調査制度やそれに基づく学習指導改善案などについて学びました。
研修の成果発表を終え,最後の振り返りでは,昨年度に引き続き参加した研修員が,「日本の教育制度や算数・数学教育における問題作成や評価制度についてさらに理解を深め,昨年度気づかなかったことに,今回気づくことができました。」と話していました。
閉講式では,JICA及び鳴門教育大学から研修修了証明書が授与され,研修員代表は,「通常業務を行った上で研修に参加していましたが,熱心に取り組み,その努力が報われる程の大きな学びがあり,質の高い研修でした。」と講師やスタッフに感謝の言葉を述べました。
本研修の実施により,エルサルバドル共和国において実施されているJICA技術協力プロジェクト「初中等算数・数学教育における学力評価に基づいた学びの改善プロジェクト」に貢献することが期待されています。
(左)オンライン研修の様子,(右)閉講式の様子 左から 小澤副学長,佐古学長,石坂准教授(コースリーダー)