結論
●新版K式発達検査の結果から、対象児Mにだけ、「認知・適応領域」にプラス1歳の発達の変化がみられた
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Notes:
新版K式発達検査の結果から、M児には「認知・適応領域」にプラス1歳の発達の変化が認められました。これは、水泳用装具の使用により、積極的に活動することが可能であったことが1つの理由として考えられます。
また、対象児Mは1年生でTは6年生であり、その神経系の発達過程の差が影響を与えたとも考えられます。
なお、発達検査では表面化されませんでしたが、両者に共通する発達の変化については、指導期間後半に、泳法に結びつく動作の割合が徐々に増加していることであります。ことから、今回の水泳ムーブメントにより、皮膚を介してあらゆる方向から前庭機能に刺激をあたえ、感覚や身体意識の向上を促した可能性があると考えられます。