T児のケース
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Notes:
T児の対物行動の特徴はダイブボールなどの沈具よりも、フープを使用した行動が多いことです。フープの使用では、水中に入れ、下を足で踏み、上を両手で握ってジャンプするという行動が多くみられ、また、ダイブボールに関しては、面と面を合わせるなどの動作がみられました。これらは、対象児独特の行動であると考えられます。
対人行動の特徴は、学校行事と重なった6回目を除いて、指導回数を重ねるごとに、指導者のアプローチに対して対象児の反応のある割合が、徐々に増加していたことです。
泳法に結びつく動作での移動の特徴は、指導者の補助があれば、背浮きやエレメンタリーバックなどの仰向けに水に浮く動作の割合が高くなってきたことです。