教員紹介(原 卓志)
- 原 卓志 (HARA Takuji)
- 特命教授
- 国語学(古典語) 担当
研究
〔関心のある分野〕
- 日本語の歴史(特に,語彙・表現)研究
- 古典(古文)に使われたことば(語や表現)の意味変化
- 角筆文献研究
- 角筆で書き入れられたことば
- 角筆を使った学習
- 徳島県の方言語彙研究
- 方言の意味
- 江戸時代や明治時代の徳島ことばに関する文献発掘
- 《海辺での魚釣りにも興味を持ってます》
〔主な研究業績〕
- 「寶壺山願勝寺における僧侶の修学と書写・所持文献―義剛上人・快明上人・快淵上人を取り上げて―」 (『鳴門教育大学研究紀要(人文・社会科学編)』28,pp.328-342,鳴門教育大学,2013年)
- 『寶壺山願勝寺所藏文献目録』,『同索引編』 (鳴門教育大学,2012年,共著)
- 「臨江山地蔵寺蔵『顕密書籍目録』について」 (『鳴門教育大学研究紀要(人文・社会科学編)』27,pp.199-214,鳴門教育大学,2012年)
- 『臨江山地藏寺所藏文献目録[補訂版]』 (鳴門教育大学,2011年,共著)
- 「地方語史研究資料として見た学習記録―臨江山地蔵寺蔵『孟子聞録』を例として―」 (『鳴門教育大学研究紀要(人文・社会科学編)』26,pp.221-242 ,鳴門教育大学,2011年)
- 「平安時代和文文学作品における「名詞+ら」について」 (『小林芳規博士喜寿記念国語学論集』(小林芳規博士喜寿記念会(編)),pp.238-260,汲古書院,2006年)
- 「鴨島小学校旧蔵『日本外史訓蒙』墨書書き入れ注釈について―明治期における徳島ことばの資料として―」 (『語文と教育』19,pp.66-85,鳴門教育大学国語教育学会,2005年)
- 「覚一本『平家物語』における「行為指示型表現」について」 (『鳴門教育大学研究紀要(人文・社会科学編)』20,pp.11-25,鳴門教育大学,2005年)
- 「近世地方寺院における僧侶の修学と角筆使用」 (『訓点語と訓点資料』112,pp.64-76,訓点語学会,2004年)
- 「「如法」の意味・用法について」 (『訓点語と訓点資料』108,pp.1-15,訓点語学会,2002年)
〔より詳しい情報〕
- 教員情報データベース (鳴門教育大学)
- J-GLOBAL (科学技術振興機構)
- 科学研究費助成事業データベース (国立情報学研究所)
教育
〔主な担当授業科目〕
- 学部: 国語学 II,国語学特論 I
- 大学院: 日本古典語研究,日本古典語演習
〔これまでに指導を担当した研究テーマの例〕
- 「−はゆし」系形容詞とその周辺語彙の研究
- 類義動詞についての史的研究−「養育・世話する」の意味分野を中心に−
- 擬音語・擬態語出自副詞の歴史的研究−「きと」「さと」「つと」「ふと」の意味記述−
- 類義形容詞についての研究−中古・中世における「うるさし」と周辺の語を中心に−
- 平安時代和文文学作品における類義形容詞の研究−「にくし」「すさまじ」「あさまし」について−
地域・社会貢献
〔教育支援講師・アドバイザー等派遣事業〕
- 登録あり (詳しくは,リンク先の「一覧表」をご覧ください。)
〔公開講座〕
- 開講講座あり (「知ってるようで知らないことばの世界−日常のことばを解剖する−」)