教育・研究領域概要


「現代社会と情報・思考・コミュニケーション」「情報教育特論U(教材・授業開
発論)」,「情報教育特論V(実践論)など,主に「情報と現代生活」に関する

内容領域を担当する。情報と人間・情報と子どもの未来を考える情報人間学
教育工学を専攻し,情報領域の実践を開発する。

 また,教育の質的改善を目指した「
校務情報化」や,教育の情報化を安全に
進めるための「
学校情報セキュリティ」についても研究している。
 これらの研究に当たっては,理論研究と実践研究を融合し,情報教育のみな
らず,情報の活用による学校創造,授業改善,保護者・地域・社会との連携に
ついても研究する。 

 近年は,
民間企業・研究組織,国際組織と共同で,次世代VRMLシステム
アーキテクチャを活用したネットワークコミュニティーづくり・文化伝承・感情表現,
自然文意味ベクトル解析を活用したナレッジ・マネジメントシステム,ピボット
方式による多言語対応自動翻訳システムを活用した国際交流支援システム,
参加型オンラインデータベースなどの動的データベースの開発など,
先端技術
に関する研究
を行っている。
(NEC,SONY,日本IBM,ジャストシステム,富士ゼロックスなどと共同研究) 



現在は,コンピュータなどのメディアを使った情報教育(コンピュータリテラシー・
メディアリテラシー教育)だけでなく,「考えることと情報」「創造性の育成と情報」,
「思いやりの心と情報」,「生きることと情報」など,人間形成と情報とのかかわり
についても考え,
「人間教育としての情報教育」を中心に全国の先生方とともに
研究している。