特別支援教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

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特別支援教育専修
乾 里彩さん
2023(令和5)年度入学

特別支援教育専修では、特別な配慮を必要とする子どもたちの特性や指導法などについて学び、小学校教諭一種免許状(基礎資格)と特別支援学校教諭一種免許状を取得することができます。本専修は、1学年の人数が6~8人と少ないため一人ひとりの意見をじっくり聞くことができ、互いに理解を深めることができます。また1年次から特別支援学校に行き、現場から多くの学びを得ることができるのも大きな魅力のひとつだと感じます。

2025(令和7)年2月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 1学年の人数が約100人と他大学と比べて非常に少なく、先輩後輩間のつながりが強かったり、先生方との距離が近かったりすることが魅力のひとつだと感じます。また、一人暮らしの学生が多いため、学修面だけでなく普段の生活においてもお互いに助け合いながら楽しく過ごすことができます。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 障害児教育概説Ⅰです。この授業では障害児教育の歴史をはじめ、障害理解教育や合理的配慮など実践的な学修を行います。障害児理解教育のためにどのような授業ができるのかグループで模擬授業を行ったり、特別支援学校で使う教材をそれぞれで作成したりと座学に加え、実技でも実践的指導力を習得することができました。また、授業の中でそれぞれの学生の意見を聞くことが多いため自分にはなかった考え方や発想を聞くことができ、考え方を広げることができます。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 高校時代に比べ、自主的に行動できるようになりました。高校時代は、自分がやりたいと思ったことにも周りの様子を気にしてなかなか挑戦することができませんでした。しかし、大学に入学してからはボランティア活動やセミナーなど一人でも恐れずに参加できるようになりました。何事にも恐れずに挑戦することによって、大学では経験できないことを多く経験することができ、それを大学の学びにもつなげることができています。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 特別支援学校の教員を目指しています。入学当初は小学校の特別支援学級の教員を目指していましたが、大学での授業や実習を経て「特別支援学校の教員になりたい!」と思うようになりました。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 大学受験は本当につらいことが多いと思います。勉強に集中することも非常に大切ですが、息抜きも忘れずにしてください。つらい受験勉強を乗り越えた先に楽しい大学生活が待っています。一人で頑張ろうとせず、友達や家族にもたくさん頼ってください。皆さんが楽しいキャンパスライフを迎えられるように心から応援しています。頑張ってください。