特別支援教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

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特別支援教育専修
國本 快成さん
2022(令和4)年度入学

特別支援学校(知的障害・肢体不自由・病弱)の教員を養成することを目的とし、特別支援教育について専門的な知識をつけることができます。また、障がいのある方が生活しやすい環境づくりや特別な支援の仕方、指導の方法などについて少人数での話し合いを行うことで理解を深める事ができます。実際に附属特別支援学校に行って、子どもたちと触れ合うことができ実践的な学びが多いと感じます

2024(令和6)年3月収録

  • 鳴門教育大学を志望した動機は?
  • 鳴門教育大学は同じ志を持ち、教員を目指す仲間が集まるのでお互いに切磋琢磨しあうことができます。また、1学年約100人と他大学に比べてとても少人数のため、教授や生徒同士の距離が必然的に近くなります。なのでよりきめ細やかな指導を受けたり、協力したりして、より良い学習環境の形成にも繋がると考えました。さらに、鳴門教育大学は非常に高い教員就職率を誇っているのもとても魅力的です。
  • 学びの特長や醍醐味は?
  • 日々の授業の中でも実践的な学びがあるところだと思います。支援を必要とする子ども達が使う道具や教材などに自分たちで実際に触れることで文章では分からないような発見があり、みんなと話し合いながら理解やイメージをより深めることができます。また、実習では実際に子ども達と関わる事で現場の雰囲気や状況などを知ることができ、将来教員になった際に役立つ経験がたくさんできます。
  • 大学生活で印象に残っていることは?
  • 大学生活で印象に残っているのは、1年生の夏に行われたふれあい実習です。この実習で、私は附属小学校、鳴門市内幼稚園、附属特別支援学校に行きました。実際に子どもと触れ合ったり、現職の先生方の授業を鳴門教育大学の大学生の目線から見たりすることで、座学だけでは学べないたくさんのことを学ぶことができました。子どもにはそれぞれが持っている個性があり、一人一人で声のかけ方が違うことや、どうやったら楽しい授業に見せれるかなどの多くの学びがありました。
  • 将来の目標や目指す進路は?
  • 私は、子ども一人一人の気持ちや行動の背景を汲み取り、どんな時でも寄り添ってあげられる教師になりたいと思っています。どこの校種で働きたいかは、まだ迷っているのですが、私の目指す将来は全てここに通じていると思っています。子ども一人一人には、それぞれの個性や価値観、考え方があるので、それらを尊重しつつ、子ども自身が望む姿に成長できるようにサポートしていきたいと思います。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 大学の受験勉強はとてもつらいものだと思います。しかし、そのつらい時を乗り越えたら必ず楽しく面白いキャンパスライフが待っています。やる気が出ないこともあると思いますが、友達と一緒に切磋琢磨しあいながら、自分のペースで自分の全力が出せるように準備していってください。その中で心身ともにすごくストレスがたまり、疲れると思いますが、健康のために睡眠と食事だけは欠かさず頑張ってください。