特別支援教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

特別支援教育専修
小笠原 亮さん
2020(令和2)年度入学

特別支援教育専修では、小学校教員としての基礎的知識を習得した上で障害児教育学・障害児心理学・障害医学の三分野において、教育理念、障害特性、指導法などを系統的に習得し、特別支援学校(知的障害・肢体不自由・病弱)の教員を要請することを目的としており、特別支援学校教諭第一種免許状と、小学校教諭第一種免許状を取得できます。授業では、様々な障害の特性や障害に応じた指導法を具体的に学ぶことができます。模擬授業などの演習などから、講義で得た知識を深めることができます。また、少人数であることから、議論では一人一人の意見を聞くことができ、互いに考えを深めることができます。

2022(令和4)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 1学年約100人という少人数であることから、同級生はもちろん、先輩や後輩とのつながりが強いです。また、教師を目指している人たちが多く、同じ目標に向かって協力しながら学生生活を送ることができます。同じ目標を持っていることで模擬授業などでは活発な意見交換ができ互いに刺激をもらうことができます。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 知的障害教育Ⅰです。この授業では人数に応じて数人のグループに分かれて模擬授業をします。指導案作成から教材研究などもグループで行い、模擬授業では生徒役、教師役になっての感想、授業を周りから見て思ったことや気づいたことなどを受講生で議論し、よりよい授業を考えます。この授業で初めて特別支援学校での授業を想定した模擬授業を行うことができ、生徒の特性を把握し目標を考え、一人一人の生徒に合わせた授業を考えることの大切さを学びました。また、生徒同士で議論することで自分だけでは考えられなかった発想や考えを聞くことができより自分の意見を深めることができます。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 高校時代は授業がほぼ毎日7時間目まであり、放課後に部活動があり家に帰るのは21時ぐらいと忙しい毎日を過ごしており自由時間が少なく、毎日を過ごすことに必死でした。大学では、毎日何時間も授業があるわけではなく部活動も週3程度なので自由時間ができ、将来のことを調べたりアルバイトをしたりと様々なことをできるようになりました。また、高校では授業は教科が様々ありましたが、鳴門教育大学は教育に関することを学ぶので、教育のことだけに集中でき、より将来について深く考えることができるようになったと思います。
  • 将来の目標や目指す進路は?
  • 私は、特別支援学校の教員を目指しています。しかし、まだ明確に決めてはおらず教員でも小学校の教員、教員以外の道も少しは考えておりこれから様々なことに挑戦していく中で決めていこうと考えています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 大学受験は将来を決めるにあたって岐路になると思います。受験勉強はしんどいことも多くあると思いますが、受験を楽しむことが1番だと思います。今しか経験できない受験勉強を乗り切るためにも、息抜きを大切にして受験勉強が楽しかったなと思えるようにした方がいいと思います。結果も大切だとは思いますがまずは今を楽しんでください。