特別支援教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

神田さん

特別支援教育専修
神田 青海さん
2018(平成30)年度入学

特別支援教育専修では、教育学・心理学・医学の3つの観点から、障がいをもつ子どもの特性や指導法等について学んでいきます。1年次から模擬授業等の演習、特別支援学校・学級の見学もカリキュラムの中に組み込まれており、講義等で得た知識をより深いものとする事ができます。また、1学年あたりの人数が5~7人と少なく、特別支援教育に関する議論の際に一人一人の意見をじっくり聞く事ができるという点も、本専修の良さであると考えています。

2020(令和2)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 単科大学かつ学部の1学年の定員が100人と、教育学部を設置している他大学と比べて少人数と言われます。その特徴は、学生間の縦横のつながりが強いという魅力や先生方と学生の距離が近いという魅力につながっています。他には、院生の方と一緒に講義を受ける機会が多く、学部生と院生の交流も盛んである事も大きな魅力です。
  • 興味深い授業は?
  • 「博物館経営論」という講義です。学芸員資格の取得に係る科目にあたります。国内外の博物館がどのような運営を行っているのか学んでいきますが、全ての人が生涯教育にアクセスできる環境を整備する意義や、学校教育との連携の在り方について考える機会にもなります。一見、博物館と特別支援教育は関わりがないように思えてしまいましたが、この講義で障がい者アートの存在を知ると、実は意外な接点があるのではないかと認識を変えるきっかけになりました。
  • 現在夢中になっている事はありますか?
  • 放送研究会と文芸部に所属している関係で、表現活動を行う事に関心があります。放送の方では朗読に、文芸の方では小説の執筆に取り組んでいます。文字と音声で表現の工夫の仕方は違いますが、言葉にのせて自分なりに思いを伝えるという面白さを感じています。
  • 将来の目標や目指す進路は?
  • 現在、大学院に進学するか、地元に戻り教育行政に関する職に就くか迷っています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験勉強に本気で取り組む事も大切ですが、何よりも自分の心の状態を気にかけてあげてください。勉強だけではなく、様々な場面でストレスを感じる事があると思います。その時は無理をせずに、休息を取ってください。1年後、皆さんが笑顔で、大学の門を開く事ができるよう祈っています!