家庭科教育コース紹介
学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

中学校教育専修
家庭科教育コース
佐々木 彩惺さん
2024(令和6)年度入学
家庭科教育コースでは、1年次後期に自分の希望と前期成績に応じて、小学校教育専修と中学校教育専修に分かれ、専門的な学びが本格的に始まります。どちらの専修においても、家庭科の基礎的な知識をつけるため、衣・食・住や家族、消費生活などの幅広い分野において日常生活に必要な知識を実践的に学ぶことができます。調理実習や被服製作などの実践に加え、現職教員による講話や仲間との意見交換を通じて多角的に学べる環境が整っていることが本コースの大きな特長です。
2025(令和7)年6月収録
- あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
- 鳴門教育大学の魅力は、少人数制の授業で一人ひとりに丁寧な指導が行われることです。各コース定員が少なく、模擬授業の指導や実技の授業でも個別にじっくりと指導していただけるため、自分の課題を明確にし、着実に力を伸ばすことができます。先生方も質問に丁寧に応えてくださり、温かく真摯に向き合ってくれる点が大きな魅力です。
- 学びの特長や醍醐味は?
- 大学での学びの醍醐味は、実習を通して実際の教育現場に立ち、子どもたちと直接関わることができる点です。本学では学びの段階に応じて一年次から様々な実習が行われます。授業で得た知識を現場で活かし、実体験としてフィードバックできるのは、鳴門教育大学ならではの特長になっています。
- 大学生活で印象に残っていることは?
- 大学生活で特に印象に残っているのは、初めての実習先で子どもたちに「先生」と呼ばれたことです。初めて呼ばれた先生という言葉に喜びを感じると同時に、未熟な大学生であっても、子どもたちは1人の先生として見ている、ということを実感しました。実習を通して、教員になる覚悟を持ち、責任を持って子どもたちに向き合っていきたいと改めて感じました。
- 将来の夢を教えてください。
- 将来の夢は中学校の家庭科教員になることです。大学での授業や実習を通して、家庭科の持つ教育的価値や、生徒の成長に寄り添う大切さを実感し、その思いが一層強くなりました。自分の理想の教師像に少しでも近づけるよう、深い学びと充実した経験ができる“今”を大切に積み重ねていきたいです。
- 受験生にメッセージをお願いします。
- 受験はつらく不安なものかもしれません。しかし、捉え方を変えると、受験は自分自身と向き合い、大きく成長できる貴重な機会でもあります。努力を重ねる中で、視野が広がり、新たな自分に出会えるはずです。今の苦しさは、きっと未来の自信につながります。ぜひ受験という逆境をチャンスと捉え、前向きに取り組んでください。そうすれば、結果はおのずとついてきます。