家庭科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

武田さん

中学校教育専修
家庭科教育コース
武田 乃歩さん
2018(平成30)年度入学

家庭科教育コースでは実践的・体験的な学習活動を通して、衣・食・住や家族、消費など家庭の機能について理解を深め、知識・技術を学ぶことができます。1年次から模擬授業や指導案作りを行ったり、現職の先生からお話を伺ったりできるところが特徴です。みんなで課題に取り組むことで多くの視点・価値観から考えることができます。早くから実践的な経験を積むことで、家庭科の魅力を最大限に伝えられる教員になれます。

2019(令和元)年8月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 少人数で授業を受けることが多いため、ほかの学生と意見を交わしたり、疑問に思ったことを先生方に気軽に質問したりすることができ、より深く学習ができるところです。また、実習が多いため、教員としての実践的な力もつけられ、同じ目標をもった仲間がいるので、「教師になりたい!」というモチベーションを継続できます。学年自体の人数も少ないため、同期はもちろん、先輩・後輩関係なくたくさんの人と仲良くできるところも魅力です。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 初等中等教育実践Ⅰです。この授業では最初に家庭科の学習指導に大切な観点を学び、最後に家庭科の模擬授業をします。模擬授業のあとに現職の先生や他の学生とうまくできた点や直したらよい点を話し合い、改善します。生活の中から問題を見いだして課題を設定しそれを解決する力や、よりよい生活の実現に向けて、生活を工夫し創造しようとする力を育む授業を、1年次から行うことが教師になった時の、自信につながっていきます。
  • 大学生活で印象に残っていることは?
  • 学校行事です。1年次の体育祭や、1・2年生が中心となって行う大学祭は少人数の大学だからこその魅力や楽しさがたくさんあります。毎年各学年での合宿もあります。学年全体で行事を盛り上げていくので、大きな達成感や仲間との絆が生まれてとても楽しいです。また、部活動もとても印象に残ります。遠征に行って試合をしてたくさんの思い出と経験ができます。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 私の将来の夢は高校の家庭科の先生になることです。家庭科を通して、子どもが科学的視点から物事を考え、自身で生活をより良くできる工夫を見いだせるようになりたいと思っています。そのためにも、楽しく実践的で、なぜ・どうしてを考えさせるような授業をしたいです。子どもの可能性を引き出し、夢に向かって成長していくのを支援できる先生になりたいです。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 鳴門教育大学は学校の先生になるための場として、本当に素晴らしいと思います。周りと互いに高め合えるし、先生になるための環境がとても整っています。そしてなにより、とっても楽しいです。同級生に限らず、先輩や後輩もたくさんできて楽しい毎日が過ごせます。ぜひ鳴門教育大学に入学してみてください。