体育科・保健体育科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

三原さん

小学校教育専修
体育科教育コース
三原 菜央さん
2017(平成29)年度入学

体育科・保健体育科教育コースの学生は、生理学やバイオメカニクスなどの様々な専門科目の講義、水泳や武道などの実技、教育実習などを通して小学校教員・中学校保健体育科教員になるための資質・能力を養っています。

2020(令和2)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 先生、先輩、後輩との距離が近いことです。先生は授業の際にコミュニケーションを多く取りながら授業を進めてくれ、私たち学生がわからないところも一緒になって考えてくれます。先輩、後輩とは特に体育の実技の授業で一緒になることが多く、同じチームで作戦を考えたり、技術面で刺激をもらったり、共に切磋琢磨する場面が多くあります。これらのように協力したり、人の温かさに触れたりしながら自分を高めることができます。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 初めて授業づくりについて考えた保健体育科教育論Ⅰの授業です。その授業では「体育嫌いをなくす」という視点からバレーボールのルール設定や場づくりについて具体的な支援を考えました。幅広い能力差がある中で皆が面白いと思う授業を作る難しさを痛感しましたが、体育の授業を作る面白さも同時に実感することができました。教育実習でもこの授業で学んだ支援のあり方をもとに授業づくりに取り組みました。
  • 大学生活で印象に残っていることは?
  • オーストラリアで短期のホームステイをしたことです。オーストラリアの豊かな自然や異なる文化を体験できた日々は一生の思い出になりました。特に印象に残っているのはオーストラリア人の人との関わりを大切にしたライフスタイルです。彼らは留学生である私たちにも気さくに声をかけてくれ、日本とは違った社交性や優しさを知ることができました。留学を通して多様な価値観に触れられたことで、視野を広げることができ、自分自身を大きく成長させてくれました。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 小学校の教師になることが夢です。小学生の時に児童の些細な成長、変化も褒めてくれる先生に出会い、こんな自分でも見てくれているんだと前を向くきっかけを与えてくれました。この時から私もその先生のようにすべての児童が自分の将来に夢を持ち、たくさんチャレンジできるような指導がしたいと思うようになりました。そのため学生生活では部活動や様々なアクティビティに参加するなど、まずは自分が何事にも挑戦しています。将来は私自身が子供たちに何事にも積極的に挑戦する姿を見せるとともに、児童と一緒に成長できる教師でありたいと思います。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験勉強は挫けそうになったり、投げ出したくなったりすることがたくさんあると思います。私自身思うように結果に結びつかず苦しんだことが何度もありました。挫けそうになったときは、周りにいる友達、先生、家族に頼ってみてください。きっと大きな支えになってくれることと思います。どうか最後まで諦めずに悔いが残らないよう日々を送ってください。受験勉強を頑張った日々は今後大きな自信となるはずです。皆さんの健闘をお祈りしています。