体育科・保健体育科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

桑垣さん

中学校教育専修
保健体育科教育コース
桑垣 茉依さん
2016(平成28)年度入学

体育科・保健体育科コースは、多くの人が体育の教員を目指しています。実習や模擬授業、講義を通して、教員となるための土台を4年間かけてつくっていきます。生理学や保健体育科教育論など、保健体育的観点から、教育を考えることができるコースです。

2019(令和元)年8月収録

  • 教師になろうと思ったきっかけは?
  • 私自身が所属しているクラブチームの後輩に教えたりサポートしたりしているうちに、後輩の成長を共に感じ一緒に喜ぶことができるようになったことが教師になろうと思ったきっかけです。スポーツを通して、人の成長していく姿に感動を覚えました。教師は、生徒の成長過程に携われる魅力ある職業だと思います。体を動かすことを中心とする保健体育を通して、成長過程に携わりたいと思い、教師になろうと考えました。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • バイオメカニクスという授業です。体の重心の位置を計算して求めました。同じ動作でも人それぞれに体のバランスのとり方が異なります。私は、この授業を受け、今までよりもさらにスポーツを行うときの体の使い方を意識するようになりました。科学的に考えることも教員になるためには必要な思考だと感じるため、とても学びが深まりました。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 読書をする機会が増えたことが1番の変わったところです。大学生は自由な時間が高校生の時よりも圧倒的に増えます。高校時代は勉強に部活にと多忙な日々でしたので、読書をする時間がもったいないと感じていました。しかし、大学に入ってから様々な本を読むことで、スポーツに対する考えなど、自分にはない考え方にたくさん出会えました。初めから決めつけずに、とにかく行動することができるようになりました。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 現在の夢は、高校の保健体育教員になることです。しかし、あくまでそこは通過点です。私は幼いころから野球を続けています。これからも何か女子野球の発展につながる活動に携わっていくことも私の夢です。教員としても社会人としても、充実した日々を送れるよう大学生活で様々な経験を積み、広い視野を持ちたいと思います。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験は勉強嫌いの私からすると地獄の日々でした。勉強をしてもなかなか結果がついてこない時期もありました。しかし受験までの日を数えてみてください。後悔せずにやりきることなんて、なかなかできません。しかしその後悔の量を少しでも少なくするために、努力を続けて頑張ってください。応援しています。