音楽科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

小学校教育専修
音楽科教育コース
宮武 柚佳さん
2019(令和元)年度入学

私の所属する音楽科コースは、教育現場で役立つ音楽の技能や知識等を身につけることができます。ピアノや声楽、音楽史、指揮、音楽の授業構成などを実践的に行います。他学科に比べて少人数であるため、仲間との交流も深く、実技等を高め合えるのも音楽科の良さだと思います。さらに音楽科の教授は、一人一人の学生を気にかけてくれたり、専攻楽器以外も熱心にご指導して下さいます。音楽科は年に2度演奏会があり、どの学生さんの演奏も素晴らしく感動する他、舞台に立つ事は教壇に立つ時の自信にも繋がります。

2021(令和3)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 自然に囲まれた島の中で同じ目標に向かう仲間と共に切磋琢磨出来るところです。他大学に比べて少人数であるため、さまざまな学科の子と仲良くなれる他、各分野の教授が一人一人に対して親身になって指導・相談にのって下さいます。また、現職の方や大学院の方とも一緒に講義が受けられるため、深い学びを得ることができます。部活動も盛んで、多くの人が兼部しており、私も合唱団と書道部に参加しています。どちらの部活もアットホームでかつ、個性豊かな仲間と一緒に楽しむことができています!
  • 興味深い授業は?
  • 指揮法の授業です。私は、大学に入って初めて、指揮について詳しく学ぶことができました。指揮というものは、音楽と関わる上で必要不可欠な技術の一つだと思っています。合唱・合奏では、一体感が大切となりますが、それの決め手となるのが指揮者であると思います。だからこそ、教師になった時に子どもたちと一体になって楽しい演奏ができるように指揮を大切にしたいと思いました。また、指揮法の授業では「ラジオ体操」の伴奏と指揮を学べるのでとても楽しかったです。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 大きく変わったことは、自分を好きになったことです。高校生の頃は、素直に自分の気持ちを伝えられず失敗したり、手足が震えてピアノが思うように弾けず辞めてしまおうか悩んだり、マイナスに捉えてしまう事が多かったため、自分には取り柄がないと思っていました。 大学に入学し、今までの悩みを理解し一緒に解決しようとしてくださる教授方、私の長所を見つけてくれ、いつでも素で話ができる友達がそばで支えてくれるおかげで自分を認めることができるようになりました。私を変えて下さった皆さんには感謝しています!
  • 将来の夢を教えてください。
  • 私の将来の夢は、小学校の教師になることです。小さい頃からピアノの先生をしている母親に憧れて、先生という職業に就きたいと思っていました。私は、ピアノだけではなく音楽に携わる先生になりたいと強く思ったため、教育大学を目指すことにしました。大学生になり、アルバイトでは塾講師として、小・中・高の子どもたちと関わっていく中で、子どもたちの将来に少しでも役立つ教師、子どもたちの1番近くで一緒に成長できる教師になりたいという気持ちが益々強くなりました。夢を叶えられるよう、日々精進したいと思います。

 

  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験生のみなさん、受験勉強はとても大変だと思います。思うように点が伸びなかったり、逃げ出したくなる時もあるはずです。しかし、「努力は嘘をつかない」毎日の頑張りが実を結ぶ日が必ず来ます。だからこそ、何事からも逃げずに最後までやり遂げて下さい。辛い時は誰かに頼ることが大切です。皆さんの味方は、たくさんいます。一緒に鳴門教育大学で夢を叶えましょう。心から応援しています!