算数科・数学科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

柏木さん

中学校教育専修
数学科教育コース
柏木 歩さん
2017(平成29)年度入学

このコースでは、算数・数学の教師になるために必要な力を習得することができます。様々な講義の中で、教材研究や模擬授業を行い、実際に指導する際に必要な力や、子どもたちと向き合う姿勢などを身につけることができます。算数・数学教育や専門分野に詳しい先生方は、非常に熱心に私たちに向き合ってくださいます。とてもいい環境が整っているので将来、算数・数学の先生になりたいと思っている人、また算数・数学が好きな人、鳴門教育大学で私たちと共に夢に向かって一緒に頑張りましょう!

2019(令和元)年8月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 鳴門教育大学の魅力の一つに、子どもたちと触れ合うボランティア、実習などが早い段階からあるということが挙げられます。実習を通して、「先生になるんだ」という意識を、しっかりと持つことができます。また、少人数制の講義が多いことも魅力の一つです。少人数で講義を行うことによって、議論が活発になりやすく、とても参加しやすい雰囲気で講義が行われています。さらに、他の人の意見に真剣に耳を傾ける能力も、このような講義でつけることができます。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 「初等中等教育実践基礎演習」という講義です。私が初めて「模擬授業」というものを行った講義です。「先生」として、黒板の前に立ち、児童・生徒の様子を伺いながら授業する難しさや、楽しさを感じることができました。また、「教材研究」は、今まで何気なく受けてきた算数・数学の授業に対し、「何を、どのように、なぜ教えるのか」という視点に立って考えるきっかけになりました。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 高校時代に比べて、「人の意見を素直に取り入れ、自分で考え直す」ということを意識して行うようになりました。講義では、答えが直ぐにはでない議題を話し合うことが多く、様々な意見が交錯します。そのような講義の中で、生まれてきた意識だと思います。また、数学では、今まで「覚えればいいか」などと思っていた事柄に対し、説明する立場に立ち、より深く考えるようになりました。

     

  • 将来の夢を教えてください。
  • 私の将来の夢は、徳島県の「高校の数学教師」になることです。数学の面白さや奥深さを伝え、生徒たちが、より考えることができる授業を行いたいです。また、それ以上に、「将来就きたい職業を考える」という大切な時期にいる高校生たちに、様々な道を示し、「将来の夢」を与えられる教師になりたいです。鳴門教育大学に入り、漠然としていた将来の夢を、自信を持って言うことができるようになりました。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 人生の中で、大学生活が、最も時間にも体力にも余裕がある時期だと言われています。その中で、勉強、部活、アルバイトなど、何か1つ熱中できるものを作ってください!その経験が、今後の人生の中での自信となり、自分を支えてくれます。受験勉強は苦しいものですが、それも今後の自信につながっていきます。自分のやりたいことは何か、をしっかり考え、大学に向かって頑張ってください!