社会科教育コース紹介
学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

中学校教育専修
社会科教育コース
山崎 夏帆さん
2021(令和3)年度入学
2024(令和6)年3月収録
- 教師になろうと思ったきっかけは?
- 私が社会科教師になりたいと思ったきっかけは、高校2年生のときに参加した博物館での解説ボランティアの経験からです。もともと歴史が好きで、このボランティアに参加したのですが、相手に伝えることに楽しさや面白さを感じるようになり、教えることに関心をもつようになりました。このことがきっかけで新たに社会科の面白さや伝えることの楽しさを知ることができ、教師になりたいという思いが強くなりました。
- 学んだことで関心が深まった授業は?
- 「中等社会科教育論」です。この授業は、中学校社会科を中心に、社会科教育の目標や内容、方法、評価に関する理論などを学ぶ講義となっています。特に印象に残っているのは、「社会科教師は社会科が好きで当然だが、教えられる子どもは必ずしもそうでなく、むしろそうではない場合の方が多いということの認識をし、授業をつくるべきだ」という先生の言葉です。そういった視点に立つことの必要性について大学に入って初めて学び、授業をする上で大切なことであると感じました。
- 大学生活で印象に残っていることは?
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私が大学生活で一番印象に残っているのは、大学一年時の学祭です。私はこの時、大学祭の運営実行委員として、参加してくれる人、全員が楽しめるような学祭を開催するために準備等を行ったり、さらに一年生のステージ発表の練習にも追われたりして忙しく、大変でした。しかし、学祭当日では参加してくれた人たちの楽しそうな顔や声を見聞きし、達成感を感じました。また、一年生の発表も無事成功し、私にとっても楽しい学祭になり、とても印象に残っています。
- 在学中に「これだけはやっておきたい!」事はありますか?
- 在学中にやっておきたいことは、知識の引き出しを増やすことです。 授業をするためのテクニックはもちろん大切だと思いますが、知識そのものがなければよい授業を行うことができないということを大学に入学してから痛感しています。なので、大学生のうちに一番の基礎となる知識を多く身につけたいと思っています。そして、将来の自分の授業に生かせるようにしていきたいです。
- 受験生にメッセージをお願いします。
- 受験生の皆さん、今は大変な時期だと思います。しかし、今頑張ったことは、必ず今後の人生にも役に立つと思います。ぜひ「社会科教員になりたい!」という方は、鳴門教育大学で一緒に学びましょう。待っています!体調に気をつけて頑張ってください。