社会科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

中学校教育専修
社会科教育コース
林 直輝さん
2019(令和元)年度入学

私の所属する社会科教育コースでは、他のコースに比べて専門的な知識を学ぶ授業が多いように思います。もちろん、教師としてより良い授業が作れるようになるための学習も大切です。ですが、社会科では本当に幅広い分野を扱うため、幅広く、かつ専門的な知識を身につけることがなにより不可欠であると思います。そのため、日々、本当に熱心に指導してくださる先生方のもと様々なことを学習しています。

2021(令和3)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 鳴門教育大学は他大学に比べて学生の数が少ないことが特徴です。そのため、少人数での授業が多く、より深く学習することができます。また、「教師になる!」という同じ目標を持った人たちが集まっているので、模擬授業の作成などにおいて活発な話し合いが日頃から行われています。また、先生方とも非常に距離が近いため、気軽に質問ができる環境が整っていると感じます。
  • 学びの特長や醍醐味は?
  • 一年次から学生のみで模擬授業や指導案の作成を行うことだと思います。そもそも、一年次ではどのような授業がよい授業なのか具体的に理解することは難しいです。しかし、それでもとりあえず学生のみで模擬授業を作ってみるのです。もちろん初めてなので、教師役の生徒がうまく指示を与えることができなかったり、失敗は付き物です。ですが、2年次や3年次にも模擬授業の実践があるため、その経験を生かしてより良い授業を作ろうと取り組むことができます。
  • 現在夢中になっている事はありますか?
  • サークル活動です。私は「ふれあいアクティビティー」という子供たちと一緒に活動するサークルに入っています。ここでは、学生だけで一から活動を企画し、子どもと一緒に遊びます。この活動を通して、子どもたちはとても正直だと改めて感じます。企画が十分ではなかったり、子どもたちの模範となる行動をとれなければ、子どもと信頼関係は築けません。そのため、子どもたちが楽しかったと笑顔で言ってくれるような充実した活動を企画できるよう頑張っています。

     

  • 在学中に「これだけはやっておきたい!」事はありますか?
  • 様々な知識を吸収することです。将来、より良い社会科の授業を行うことができるためにはより専門的な知識が必要です。ですが、学年が上がっていき、社会科の専門的な授業を受けていくなかで、社会科の教員として必要な知識量に対する自分の知識量の少なさを感じるようになりました。そのため、在学中によりたくさんの知識を吸収したいと考えています。そして、卒業後、自分の授業に生かせるようにしていきたいです。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験生の皆さん、今は先が見えず、なかなか上手くいかなかったりなど不安にかられたり、落ち込んでしまうこともあると思います。ですが、努力は裏切りません。なので、今は「絶対に合格するんだ!」、「教師になるんだ!」という強い意志を持って頑張ってください。そして、鳴門教育大学で楽しい大学生活を送ってください!くれぐれも体調には気を付けて頑張ってください。