英語科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

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中学校教育専修
英語科教育コース
伊藤 愛莉さん
2022(令和4)年度入学

英語科教育コースでは、英語教育学、英語学、英語文学の3つについての専門的な知識を学ぶことができます。また、少人数の講義が多く、各専門の先生方が細かく熱心に指導してくださいます。どの先生もとても親身に相談に乗ってくださるため、講義以外でも考えを先生方と一緒に深めることもできます。講義等で自分が身につけた知識をもとに模擬授業や実習を経験することを通して、適宜改善しながら技能を身につけることができます。

2025(令和7)年2月収録

  • 教師になろうと思ったきっかけは?
  • 教師になろうと思ったきっかけは、高校の時の英語担当の先生に憧れを持ったことです。授業中、文法や単語等を教えるだけでなく、ご自身の海外での実体験から英語を学ぶ必要性も教えてくださいました。必要性を高校生の自分でも感じられる話をしてくださったことで自分から勉強しようという気になり、今もその気持ちを持って学ぶことができています。私も生徒に英語を学ぶ必要性をしっかりと伝えながら、一緒に学び続けられるような教師になりたいと思います。
  • 興味深い授業は?
  • 学習英文法の授業です。この授業では、専門的な文法に関する知識を学ぶとともに、子どもたちにどのように伝えるかということについて実際に子どもたちが学ぶ文法を取り上げ詳しく学びます。自分自身に専門的知識があっても、子どもたちに適切に分かりやすく伝えられなければ意味がありません。大人の考え方と子どもたちの考え方の違いを英文法と同時に考えられるので、英語科の教員になりたい人にとって面白い授業だと思います。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 心の支えである愛犬と離れ一人暮らしを始めたことで、高校生の時と比べて、精神的に大人になったように思います。一人暮らしでは、当然家事を一人で全てしないといけません。引っ越してくる時、特に自炊をしないといけなくなることを嘆いていました。ですが、クラスで一番料理が下手だった私でも、今ではある程度のものは作ることができるようになりました。「今どんなにできなくて困っていることでもいつかはどうにかなる」と考えられるようになり、精神的に落ち着きました。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 将来の目標、目指す進路は英語担当の教員になることです。入学時は中学校の英語科教員を目指し、この大学に来たのですが、在学中に様々な年齢層の素敵な子どもたちと出会ったことで校種を悩んでいる最中です。いずれの校種にしても、子どもたちと一緒になって自分が子どもたちに教えるだけでなく、子どもたちからも様々なことを学ばせてもらうような、子どもたちと一緒に学び続ける教員になりたいです。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験生の皆さんへ。頑張っても結果に出なかったり、やる気が出なかったり、時にそんな自分が嫌になったりと苦しい日もあると思います。でも、それはあなたが一生懸命現実から目を逸らさずに努力してきたから感じられること、ではありませんか?まず、今の自分を褒めましょう。やる気に関しては、私は「キミシダイ列車」という歌を行き詰まった時に聞いて、自分をやる気にさせています。自分をやる気にさせる方法を探しながら、自分のペースで引き続き頑張ってください!鳴門教育大学であなたとともに学べる日を楽しみに待っています。