英語科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

木田さん

小学校教育専修
英語科教育コース
木田 萌奈さん
2016(平成28)年度入学

英語科教育コースには、大きく分けて英語教育・英語学・英米文学の3つの分野があり、4年間を通してそれらの分野に関する基礎知識や専門知識を学ぶことができます。将来、児童・生徒に自信をもって英語を教えることができる教員になるためには、ただ英語を学ぶだけでなく、現在の英語教育、英語の歴史や文法構造、異文化など、多くのことを知っておくことが大切です。このコースでは、英語を様々な側面から見つめ、これまでとは異なる「英語」を発見することができます。

2019(令和元)年8月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 鳴門教育大学の魅力は人との距離が近いという点です。少人数の大学だからこそ同級生はもちろんのこと、先輩や後輩と関わる機会も多くあり、安心してとても楽しい大学生活を送ることができます。さらに、少人数で受ける授業も多いため、先生とお話しすることができる機会も多くあり、何か困ったことや聞きたいことがあれば親身になっていつでも話を聞いてくださいます。これは小さい大学だからこそアピールできる魅力ではないでしょうか?
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 学ぶことで関心が深まった授業は英米文学分野の授業です。文学作品は単純に作品を読むだけでは知り得ないニュアンスが単語や文に潜んでいることがあり、それらが見えるととても面白いということに気が付きました。また、そのような言葉の意味に気付くことができるようなセンスを養いたいと思いました。一見、教育とは関係ないと思えるかもしれませんが、教師はそのように見かけには見えないことも読み解く力を備えておく必要があると感じ、文学に学ぶことは多いと実感しました。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 高校時代と比べて変わったと感じている点は「積極性」です。高校生の頃は興味があっても誰かと一緒でなければ行動に移すことができないことも多くありましたが、大学では長期休みを利用して短期留学や海外旅行に積極的に行くなど、1人の時間や自分と向き合うことも大切にすることができました。もうすぐ社会人となるにあたり、周りと協力するだけでなく1人で行動する力も必要だという自覚が大学生活を通して生まれたのではないかと考えます。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 私の将来の夢は、小学校教諭になることです。ずっと持ち続けてきた夢ですが、3回生のときに行った主免教育実習を通してその夢はさらに大きくなりました。中でも私が専攻する英語科では、2020年度より5,6年生における「外国語」、3,4年生における「外国語活動」が本格的にスタートします。多くの子どもたちにとって初めて外国語を学ぶ機会となる時期に関われるということに魅力を感じるとともに、他言語や異文化に触れる中で思いやりの心や自国への愛を育んでいきたいと考えています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験期を思い返すと、やはり「しんどかった」「長かった」ことが思い出されます。しかし周りを見てみると、同じように勉強している仲間がいて、「自分だけじゃない」ということに何度も励まされました。また、受験をきっかけにあまり話したことがなかった子と話すようになり、今では地元に帰った時は毎回のように会うような関係になれました。「しんどい」と思うこともあると思いますが、きっとそれだけではありません。時には息抜きも大切にしつつ、頑張ってください。応援しています。