国語科教育コース紹介
学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

中学校教育専修
国語科教育コース
阪口 柊さん
2024(令和6)年度入学
私が所属する国語科教育コースでは、将来、国語科教師になるために必要となる国語の知識を身につけることができます。まずは自らの国語力を鍛え、1年次後期に小学校教育専修と中学校教育専修とに分かれて専門科目を学びます。そして、豊富な教育実習や模擬授業を通して、子どもたちとの接し方や子どもたちが理解しやすい教え方を身につけていくことができます。学生と先生方の距離も近く、日々熱心な指導を受けて、部活やアルバイトなどにも没頭しながら、充実した大学生活を過ごしています。
2025(令和7)年2月収録
- 鳴門教育大学を志望した動機は?
- 兄が鳴門教育大学に在籍しており、もともと興味を持っていました。そして、教育実習や模擬授業が豊富で、確かな実践力を身に付けることができる環境だということを知り、より鳴門教育大学へ入りたいという思いが強くなりました。パンフレットの表紙にある“「なりたい」から「なる」”へという言葉にも感銘を受けました。教師になりたいという夢を、夢ではなく実現させるために鳴門教育大学で学び、子どもたちと正面から向き合える教師になります。
- 学んだことで関心が深まった授業は?
- 大学の授業で初めて絵本について学びました。小さな頃に夢中になっていた絵本には、成長した今だからこそ理解できる良さがあることに気付きました。何気なく見ていた絵本の構図や、自然と目を奪われていた色彩の中には、聞き手が登場人物に共感できて作中の不穏さや心温かさを感じることができるための作者の意図が隠されていることを学び、関心が深まりました。絵本には、愛情や信頼といった「教育の根源」が詰まっていると感じています。
- 現在夢中になっている事はありますか?
- 現在、私は硬式野球部に所属しています。Instagramで活動を知り、見学に行ってみました。その際、先輩たちが温かく迎えてくださり、入部を決意しました。全員が声を掛け合いながら、楽しい雰囲気の中で、真剣に野球に取り組んでいます。他にも、先輩たちに勉強のアドバイスを貰ったり、同級生とご飯に行っていろいろな話をしたり聞いたりしています。野球や勉強を通して多くの人と関わり、夢中になれる毎日を送っています。
- 将来の夢を教えてください。
- 私の将来の夢は、子どもたちと共に成長できる教師になることです。教師という仕事は、子どもたちの成長を促し、見守る仕事です。そして、子どもたちの成長を喜ぶことのできる存在です。しかし、ただ見守るだけでは子どもたちを成長させることはできません。教師は、自らの考え方や知識を磨き続けなくてはなりません。学び続ける教師として、子どもたちと共に成長し、子どもたちと正面から向き合える教師になることができるよう、鳴門教育大学で学びたいです。
- 受験生にメッセージをお願いします。
- 明確な目標があったとしても、毎日勉強を続けることは大変です。勉強している中で、不安やプレッシャーを感じてうまくいかないこともあると思います。そのようなときには、1年後の自分を想像してみてください。受験を乗り越える経験をすることで、またひとつ成長できるはずです。ぜひ、鳴門教育大学という素晴らしい大学で共に学び、教師を目指しましょう。