学校教育実践コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

小学校教育専修
学校教育実践コース
武内 優歩さん
2020(令和2)年度入学

学校教育実践コースには、学生同士での日常の会話を通して教師や学校に関することを幅広くまたとても深く考えることができる人が多く集まります。そのため毎日友達と話すことが非常に有意義な時間となり、自分の教育観を豊かにすることができます。少人数ですが全員の教育に対する意識が高く、このコースの特徴である多数の模擬授業では常に高め合える環境が整います。意欲と継続力があれば非常に充実した4年間になると思います。

2024(令和6)年3月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 教員になる意志をもった人がたくさんいるので、周りの人と多くかかわることで自分の成長や人間性の向上につなげることができます。また外国人留学生が多く、意欲があれば日常でたくさん英語を使うことができますし、世界を広げることができます。最も良いことは穏やかな風土です。天気の良い日が非常に多く、雲一つない青空や海の気持ち良い潮風に心が落ち着かされます。時間の流れがゆったりしていてとても過ごしやすい環境です。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 算数科教育論という授業を受けて算数・数学の本質を少しは理解することができるようになりました。学校教育では、子どもが表面上の知識だけを獲得していくのではなく、学習内容の本質を考えて理解できるようにしていくことが大切だと思っていた中で、この授業はまさにそういった授業だったので、とても面白いと感じました。同時にほかの教科についても勉強が足りていないと痛感したので、私にとっては非常に重要となった授業です。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 大学内、徳島県ともにコミュニティが大きくないためにやりやすいということもありますが、少しずつ考えたことを行動に移せるようになりました。特にサッカーの面では部活動の運営はもちろんですが、大学内にとどまらず審判活動や指導者活動を通して県内の高校やサッカー協会、県外の審判員の方など、多方面と交流ができ自分にとって良い経験をたくさんすることができました。地域の子どもたちに向けて鳴門教育大学でサッカーフェスティバルを開催することもできました。

  • 将来の夢を教えてください。
  • すべての子どもたちが大きなことに挑戦したり将来活躍したいと思ったりする気持ちをもてるように、その手助けや心の拠り所になりたいです。もちろん当たり前の日常生活を送ることに幸せを感じることも大切ですが、常によりよい人間関係、よりよい教育、よりよい社会でかつ幸せをというような気持ちの持ちようができれば、長い目で見たときにみんながもっと前向きで明るく生きていくことができると思っています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 鳴門教育大学は人、風土、生活がとても良い素晴らしい環境です。私はどこの大学に行っても、ある程度の目標と強い意欲・向上心をもって、自分ができることややりたいことを最大限行うということが大事だと思っています。なのでたまたま運命的に巡り合えた大学や友達、環境を大切にして、自分が後から振り返ってよかったと思えるように頑張ってください。