学校教育実践コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

小学校教育専修
学校教育実践コース
高重 紗和さん
2019(令和元)年度入学

1番の魅力は、他のコースに比べて模擬授業や話合いをする機会が多く、指導案の書き方や授業設計の仕方、話し方や授業改善の方法など、教員になったときに生きる技術を「やってみながら」実践的に身に付けることができるところです。加えて、入学してから自由にどの教科の免許を取るかを決められることも魅力です。私は国語科と家庭科、司書教諭の免許を取るための講義を受けています。自分がなりたい教科の先生を目指すことができます。

2022(令和4)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 「教員になる」という同じ夢と志を持った仲間と共に学ぶことができることです。子どもたちとの関わり方や授業づくりについて、同じように悩んだり喜んだりできる仲間に出会いました。教員採用試験に向けて、友だちと励まし合いながら頑張る毎日がとても大切な時間です。また、教員採用試験に向けてのサポートが手厚いところも魅力です。多くの先生が、面接の練習や論文添削、情報の収集まで幅広く支えてくださり、安心して教員採用試験に望むことができます。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 「学校教育実践Ⅰ~Ⅲ」という授業です。授業者と子ども役に分かれて模擬授業を行い、気付いたことを仲間と話し合います。話合いの中では、友だちのよさに気付く力や積極的に発言する力が自然と鍛えられました。また、授業はタブレットで撮影しています。客観的に自身の授業を省察し、話し方や子どもへの接し方など細かなところにまで気付き、改善策を考えられるようになります。また、模擬授業に向けて授業外の時間も、仲間と自主的に教材研究をしたり授業の練習をしたりすることはとても楽しく、これからも学び続けたいと感じています。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 挑戦することが楽しいと思うようになったことです。アルバイトでは、ヨガのインストラクターを始めたり、サークル活動では、未経験から茶華道部に入ったりと新しいことに一歩踏み込んでみました。アルバイトでは、レッスンを考える中で、周りの人と共に学んでいく喜びを感じました。茶華道部では、文化祭でいけばな体験を開催し、初めての体験をお手伝いする楽しさを感じました。挑戦したことで自分の好きなことに気付くことができ、高校時代と比べ、チャレンジすることに積極的になりました。

  • 将来の夢を教えてください。
  • 小学校の教員になることです。教育実習では、いつも友だちの傘を届ける子、発表は苦手でもワークシートにしっかり考えを書いている子など、たくさんの素敵な子どもたちと出会い、一人一人の個性を大切にされる担任の先生にご指導していただきました。実習を通して、さらに、子どもたちと学び続ける教員の仕事の魅力を感じました。「おはよう」から「さようなら」まで、子どもたちと一緒に、小さな成長を感じながら生活していくことが私の夢です。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 大学の近くには、海を眺めながら散歩できる大きな公園があり、ホトトギスの声を聴きながら、穏やかな環境で勉強、サークル、アルバイトと充実した4年間を過ごすことができます。友だちときれいな星空を眺めたり、心地よくジョギングしたりと素敵な思い出もたくさんあります。教師になる夢を全力で支えてくださる先生方、一緒に頑張ることのできる仲間と出会い、夢に近づくことができます。ぜひ、鳴門教育大学で学び、一緒に教員を目指してみませんか。