幼児教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

幼児教育専修
宮西 夏留美さん
2019(令和元)年度入学

幼児教育専修では、実習や大学の多目的広場でのふれあい活動など子どもたちと関わる機会がたくさんあります。豊かな自然の中で子どもたちと関わり、色々な発見をしたり一緒に何かを作ったりする経験はとても勉強になります。また、幼児教育専修はとても少人数であるため、疑問に思ったことや興味をもったことなどを先生に相談しやすく、同専修の友達と協力して活動に取り組むことが多いです。仲間と楽しみながら切磋琢磨して学んでいくことができるところが魅力です。

2021(令和3)年7月収録

  • 教師になろうと思ったきっかけは?
  • 私が教師を目指したきっかけは小さい時から見ていた子ども番組です。私は子ども番組が好きで今でもたまに見ることがあるのですが、その番組を見ているうちに私もこんな風に子どもが楽しいと感じるような関わり方ができる人になりたいと思うようになりました。そして、子どもと関わる仕事をしたいと考え、小学校に通うまでの子どもの大きな成長に関わり、一緒に学び、支えることができる幼稚園教諭に魅力を感じ、目指すようになりました。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 私が関心が高まった授業は社会的養護という授業です。社会的養護の授業は、子どもが心安らぐ安定した生活環境をもち、希望や夢への期待をもって生活できるようにするためにはどうすれば良いかということを考える授業だったのですが、児童福祉施設での子どもの暮らしや子どもを救うための法制度や権利などを詳しく学び、子どもが安心して暮らせる環境は当たり前ではなく、家族や周りの人がつくり守っていくものなのだと改めて感じるきっかけになりました。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 私は大学に入って、高校時代よりも色々な人と積極的に関わるようになったと感じています。阿波踊りの部活で先輩方や友達、後輩と一緒に楽しく踊ったり、手話サークルでろう者の方と料理や遊びをする活動に参加したりなど、今まで自分がしたことがないことにたくさん挑戦して色々な人と話をすることはとても楽しく、自分の考え方が深まり勉強になります。何かチャンスがあれば自分からやってみようという気持ちを大切にするようにしています。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 将来の夢は、笑顔が素敵な幼稚園教諭になることです。私が幼稚園に通っていた時の先生の笑顔がとても印象的で安心感があったため、私もいつも笑顔で明るい先生になりたいと思っています。また、子どもたちは想像力が豊かで、好奇心がたくさんあるため、子どもと目線を合わして、子どもが本来もつ素敵な力を引き出せるような関わり方ができるようになりたいです。より良い幼稚園教諭になるためにこれからも色々なことに挑戦し学び続けていきたいと思います。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験勉強をしている時は、自分は本当に先生に向いているのかなや少人数の学科で受かるかなと不安に思うこともあるかもしれませんが、周りのことは気にせず、自分を信じて勉強を続けていれば、自分の目指す場所に行けると思います。私も不安に思うことがたくさんありましたが、普段授業を受けたり、友達と部活をしたりする中で、最後の最後まで諦めず鳴門教育大学を受験して本当に良かったと感じています。みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています。心から応援しています。