幼児教育専修紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

喜馬さん

幼児教育専修
喜馬 奈緒さん
2017(平成29)年度入学

幼児教育専修は実習が充実しているといわれている本大学の中でも特に実習が多く、1年生の授業から子どもと触れ合う体験を通して、実践的な保育、幼児教育について学ぶことができます。また、5人~7人といった少人数での授業が多いので、同じ夢を持つ友人や先生と共に、1つの議題について深く考えながら意見交換をすることができ、私たちは日々、充実した大学生活を送っています。あなたのなりたい保育者になるための後押しをしてくれる、そんな本コースで一緒に保育者を目指してみませんか?

 

2019(令和元)年8月収録

  • 鳴門教育大学を志望した動機は?
  • 高校3年生の夏休みに参加したオープンキャンパスで、幼児教育の体験授業を受けたことがきっかけです。体験授業では『となりのトトロ』を題材にした幼児の心理学についての授業が行われていました。その授業で、今までなんとなく見ていた映画のなかに幼児教育を学ぶ上でのヒントがこんなに隠されていたのかと思い、視界が広がったような感覚を覚えました。それまでは別の大学を志望していましたが、その授業を受けてすぐに進路を変え、鳴門教育大学を受験すると決めました。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 社会福祉の授業です。その授業を受ける前の私がイメージしていた「子ども」というのは、大人から愛され、のびのびと育っている子どもでした。しかし、社会福祉の授業で様々なことを学ぶにつれ、ニュースで知って衝撃を受けたあの児童虐待の事件さえも、どこか遠くで起こっている他人事ではないということを実感するようになりました。今は、そういったニュースを見る度に、この子がのびのびと育っていくためには、誰に対するどのような支援が必要なのかということを考えるようになりました。
  • 大学生活で印象に残っていることは?
  • 保育実習です。本学では学部2年次と学部4年次で保育実習に参加することになっています。現在学部3年の私は、昨年初めての保育実習に参加しました。保育園で生活している子どもたちは本当に可愛らしく、私たちに毎日様々な顔を見せてくれました。そして、その全てが私たちの元気と学びの源になりました。緊張や不安もありましたが、それらを吹き飛ばしてくれたのは子供たちの笑顔だったと思います。
  • 将来の目標や目指す進路は?
  • 卒業後は幼稚園教諭になりたいと思っています。大学で幼児教育について学ぶ度に難しさを痛感し、「自分は本当に幼稚園教諭になれるのだろうか。」と思うことがあります。でも、そんな時には現在、幼稚園教諭として働いている先輩がおっしゃった「経験しないとどうしようもない。子どもに何かしてあげたいと思い続けられるなら、向いていると思う。」という言葉を思い出しています。子どもたちの無限の可能性を信じ、適切な援助をすることができる幼稚園教諭になれるよう、これからも頑張っていきます。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 皆さんは、今どのような進路を思い描いているでしょうか。小さな頃から目指している職業がある人、大学で探そうと思っている人など、人それぞれかと思います。そんな皆さんに私から伝えたいことが1つあります。それは、高校生のうちに様々な場所を見に行ってほしいということです。高校生の頃の私のように、たまたま足を運んだ先で世界が広がる感覚を知ることができるかもしれません。もちろん進路に進む為の勉強も忘れずに。勉強中は頑張っている自分を信じてあげてくださいね。心から応援しています。