幼児教育コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

※収録当時の所属で記載しています。
 

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高度学校教育実践専攻
幼児教育コース
勢井 香菜子さん
徳島文理大学 人間生活学部出身
2022(令和4)年度入学

本コースは、通学の学生だけでなく、遠隔教育プログラムを受けられている学生がとても多いことが特徴的だと思います。現在通学においては現職教員の院生はいませんが、幼児教育専門の大学の先生だけではなく、全国から遠隔教育プログラムの授業を受けられている現職の先生方たちと授業等を通してつながることができ、日々さまざまな角度から幼児教育について学ぶことができています。また、附属幼稚園や鳴門市内のこども園などにインターンシップとして実習する機会があり、実践的に幼児教育に触れることができます。授業や実習などを通して、幼児教育というものを身近に、深く、考えることができるところが魅力的です。

2023(令和5)年8月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 合格のための秘訣というか、とにかく、幼児教育が好きで、幼児教育について学びたい!という気持ちをもつことを大切にしていました。まず幼稚園教育要領や保育所保育指針を読むことからはじめ、それから幼児教育に関する本を読んだり、子どもと関わる保育園でのアルバイトなどをしたりする中で、幼児教育のここをもっと学びたいな、知りたいな、と思うことを口述試験で伝えることができるようにしていました。
  • 幼児教育コースに進学した動機・きっかけは?
  • 大学時代も幼児教育を学んでいましたが、小学校教諭免許を取るために小学校課程を中心に学んでいました。その中で、幼児教育のおもしろさを感じ、幼児教育をより学びたいと思うようになりました。大学の保育専門の先生方に相談すると、鳴門教育大学には幼児教育専門の先生方がたくさんいらっしゃることを教えてくださいました。別の大学に行くことに少し不安はありましたが、いろいろな人と関わり繋がりができること、また、新たな環境での学びに触れたいと思い、鳴門教育大学の大学院へ進学をしたいと思うようになりました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 私は徳島出身ですが、鳴門教育大学に入ったのは大学院受験の時が初めてでした。印象は、構内外が自然に囲まれていて、とても気持ちの良い環境!というのが第一印象です。先生方も優しく指導してくださり、大学の雰囲気がとても素敵だなと感じます。また、附属図書館がとても充実していて、専門書から一般書まで読みたい本がたくさんあります。大学全体を通して学ぶことができる環境が確保されているという印象です。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • どの授業も新しい発見や学びがあるのでおもしろいと思いますが、私のおすすめは「カリキュラムデザインの理論と実践」「教職基礎力開発演習Ⅰ」です。「カリキュラムデザインの理論と実践」では「カリキュラムデザイン」とは何かから始まり、実際に自分なりに授業に対する考えをまとめたり、学卒生・現職教員が一緒にディスカッションしたりすることができます。「講義」という形だけで終わらずにコース外の学生とも授業を通してたくさん交流ができたのが印象的でした。「教職基礎力開発演習Ⅰ」はいわゆるゼミという形で、幼児教育の専門の先生やコースの学生と、幼児教育についてより深く学んでいくことができます。インターンシップという実習に向けても考えや意識を深めていくことができます。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 私も大学院への進学を悩んでいた時期がありました。しかし、今は大学院に進学してよかったと思っています。大学院では新たな発見がたくさんで、より専門的に幼児教育を学ぶことができるとともに、幼児教育以外のコースの方たちとつながったり、現職の先生方の話を聞くことができたり、新たな出会いもたくさんあります!必ず進学してよかったなと思えることがたくさんあると思います。大学院に進学することで、将来の進路に関しても視野が広がります。自分の中の可能性が広がる大学院。幼児教育をより楽しくしたい、より深く知りたいと少しでも思う方は、ぜひ大学院へ進学してほしいなと思います!
 
1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度)
時限
    学級経営の理論と実践 授業の理論と実践  
生徒指導の理論と実践 カリキュラムデザインの理論と実践     教育評価の理論と実践
教職協働力実践演習Ⅰ     教職基礎力開発演習Ⅰ Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
         
         
大学院授業科目    
学部授業科目
その他