教員養成特別コース

高度学校教育実践専攻
教員養成特別コース
田口 陽香さん
京都産業大学 生命科学部出身
2024(令和6)年度入学
このコースの魅力は実習の多さと指導の手厚さです。2年次にある総合インターンシップでは、4月1日から学校現場で実習をします。始業式前の準備期間から、学級ができていく瞬間、また様々な行事など教育実習ではできない経験をすることができるのが魅力です。また、コースにはたくさんの先生がいます。先生方は様々な視点から授業実践のアドバイスをしてくださったり、いろいろな相談に乗ってくださったりなど私たちを手厚く指導してくれます。ゼミの先生だけではなく多くの先生方から学べることもコースの魅力だと感じています。
2025(令和7)年10月収録
- 合格のための秘訣を教えてください。
- なぜ教員になろうと思ったのか、どのような教員になりたいのかを自分の言葉で伝えることだと思います。そのために自己分析をし、教員になろうと思ったきっかけや目指す教員像をしっかりと持つといいのかなと思います。また私のように教員免許を持っていない人は特に、3年間かけて教員になる覚悟と意志を面接をしてくださる方に示すことが重要だと考えます。
- 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
- 学部時代に教職をとっていなかったため、ゼロから教員を目指すことに不安がありました。大学で教員養成特別コースは、現場に出た時に即戦力になるような授業や長期間の実習を行っていると勧められたため本コースを選びました。私自身も実践的なことを学びたかったため、教科系のコースではなく本コースを迷いなく選びました。
- 入学しての本学の印象はどうですか?
- 勉強に集中することのできる環境だなと感じました。教育大学というだけあって一緒に学ぶ友だちはほとんど教員を目指しています。また先生方も過去に現場で働いていた方や教育に精通している方ばかりです。そのような環境で過ごしていると「もっといい授業ができるようになりたい。」「あんな先生になりたい。」と目標を高く、前向きに過ごすことができました。また、校舎や設備も時代に合わせて改良を行っておりとても魅力的です。
- おすすめ授業科目について教えてください。
- おすすめの科目は学校心理学です。心理教育アセスメントについて学ぶ際に質問紙法や描画法を実際にしてみることができます。読み取り方や結果を知ると、自分の知らなかった部分が見えることがおもしろかったです。また、友だちと結果を見比べるとあまりのちがいに驚いた記憶もあります。授業で行った心理学的テストなどを通して自分や周りの人について知れたことが楽しかったです。
- 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
- 一度ぜひ、本学の大学院説明会や学校見学にお越しください。構内や周辺環境を知っておくことは進学を決めるうえでとても重要だと思います。また、現在教職をとっておらず教員になることへ不安がある人は安心してください。長期履修制度を利用した3年間の学びで、卒業後はきっと自信をもって教員になることができると思います。
| 田口さんの1年次前期(前半)の時間割(2024(令和6)年度) | |||||
| 時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
| 1 | 教育実践の事例研究A | 学習指導要領と教育課程A | 学級経営の理論と実践 | 授業の理論と実践 | 生徒指導実践演習A |
| 2 | 生徒指導の理論と実践 | カリキュラムデザインの理論と実践 | STEAMと教科横断の教育的探究 | 教育評価の理論と実践 | |
| 3 | 教職協働実践演習Ⅰ | 学習者の心理とアクティブラーニング | 主免事前事後指導 | 初等家庭 | Society5.0に向けた教育 |
| 4 | 学校心理学 | 学級経営実践演習A | |||
| 5 | |||||
集中講義:主免教育実習
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| 学部授業科目 |
| その他 |