教員養成特別コース

 

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高度学校教育実践専攻
教員養成特別コース
木梨 直英さん
福島大学 人間発達文化学類出身
2022(令和4)年度入学

本コースの魅力は、長期間にわたる実習を通じて実践的なスキルを身につけられる点です。学習指導や生徒指導、学級経営といった現場で求められるスキルを、実習を通じて体験的に学べるのは大きな魅力です。また、ゼミや授業で実習内容を振り返り、子どもとの関わりや授業実践を具体的に分析することで、理論と実践を結びつけながら教職の専門性を高められます。このプロセスを繰り返すことで、目指す教員像が具体化し、より実践的な教職に必要な能力が養われます。

2025(令和7)年2月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 合格のための秘訣は、何より「教師になりたい」という気持ちを大切にすることだと思います。このコースでは、入学後に実習を通じて実践的なことを学びながら成長していくので、専門的なことはその中で学べます。しかし、教職への熱量や子どもたちに対する思いは、入学前からしっかり持っていることが大切です。自分がなぜ教師になりたいのか、その思いを素直に伝えることが大切だと思います。謙虚に自分の目指す教員像を考え、その情熱を示すことが、合格への一歩につながるのではないかと思います。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 私が本学の大学院に進学したのは、小学校の教員免許を取得できることが大きな決め手でした。大学時代、教職課程を履修していましたが、部活に専念するため途中で中断しました。その後、民間企業で働く中で、再び教師になりたいという思いが強くなり、大学院で小学校の教員免許を取得できる本学に進学を決めました。また、長期履修コースを利用することで、2年間分の学費で3年間通えるため、金銭的にも負担が少ないことが魅力的でした。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 本学に入学して最も印象に残ったのは、充実したサポート体制です。教授の皆さんは、専門知識と豊富な現場経験を持ち、非常に頼りにできる存在です。また、公立小学校の管理職を経験された長期履修の先生方は、実習での悩みや困りごとに対して実践的なアドバイスをくださり、何度も助けていただきました。教務課の方々は、単位や実習の相談にも親身に対応してくださり、そのおかげで安心して学びを進めることができていました。さらに、学生課の方々は、学生寮の生活面や授業料免除など、多方面でサポートしてくださり、学業に集中できる環境を整えてくださいました。このようなサポートを受けることができ、安心して学びを続けられています。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • おすすめの授業科目は「教職基礎力開発演習」です。この科目では、教員採用試験に向けた面接対策や小論文対策、筆記試験対策が行われます。各自治体に対応した対策ができるため、自分に合った準備を進めやすい点が魅力だと感じています。面接対策では、先生方からの丁寧なアドバイスをいただき、少しずつ自信を持つことができました。しかし、残念ながら試験には合格できませんでしたが、この授業を通して得た学びや気づきは、今後の自分の成長にとって大切なものだと感じています。試験に向けた準備をしながら、自分の教員としての姿勢を見つめ直す良い機会を与えてくれた授業でした。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 本学大学院への進学を考えている皆さんへ。年齢や経歴は関係ありません。一度諦めかけた夢でも、挑戦する気持ちがあれば、必ず道は開けます。私自身も民間企業で働きながら、小学校教師という夢への思いが再び芽生え、この大学院で挑戦を始めました。この場所には、夢に向かう一歩を応援してくれる熱心な先生方や仲間、そして自分を成長させる環境があります。諦めかけたその夢をもう一度見つめ直し、一緒に挑戦してみませんか?きっと新しい未来が待っています!
 

       

木梨さんの1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度)
時限
         
    初等理科教育論 体育科教育論  
人間形成言論        
生活B        
特別活動指導論       初等英語科教育論
大学院授業科目
学部授業科目
その他