特別支援教育コース

 

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高度学校教育実践専攻
特別支援教育コース
坂東 知佳さん
神戸女子大学 文学部出身
2024(令和6)年度入学

院の授業では一年間通して、週に一回フィールドワークとして附属特別支援学校に行って担任の先生方と子どもたちへの支援・指導を行うことができます。実際に現場に行って子どもたちと関わる機会が多くあるのも魅力の一つだと考えます。長期履修制度を活用すれば、学卒者の方で教員免許を持っている方が新たに特別支援学校教諭の免許を取得することができるだけでなく、特別支援の免許は持っているけど、異校種の免許として小学校や中学校の免許を取得するというのも可能なので自分の目指すキャリアに合わせて学ぶことができます。また、現職教員の先生方と学ぶ機会も多く、色々な考え方・経験をした方々と共に学び意見交換・交流をすることができ、将来へのイメージがしやすいかと思います。

2025(令和7)年2月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 特別支援教育についての文献や論文、文科省の答申などを読んで特別支援についての知識を頭に入れておくことは役立ったと思います。また、鳴門教育大学のHPにある過去問を解いたり、大学の先生に小論文の添削をしていただいていました。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 大学1年次に受けた特別支援教育という授業で学習障害について興味を持ちました。その後、週一回神戸市のスクールサポーターという制度で小学校へ、LDの学習支援員として中学校にいきました。大学3年次の小学校教育実習では、一か月間クラスの子どもと毎日かかわった経験から、支援が必要な困っている子どもは、悪目立ちしていたり、支援員の先生がついている子どもだけでなく言葉には出せないが困っている、それを伝えられない子もいるのだと感じました。そこで、特別支援とは何なのか、学習障害や知的障害についてもっと学びたいと考え進学を決めました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 私は特別委支援学校教諭の免許取得を目指しているので、長期履修(3年間)です。1年目は特別支援の免許取得のため学部科目のみしか履修しておらず、割と時間に余裕があります。そのため全休の日には、学部時代に取った免許(小学校・幼稚園)を生かして、県内の支援学校の非常勤講師をしています。また、長期履修生のHRで他のコースの人と関わることができ、院生でも入れる部活動もあるのでとても充実しています。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • 学部授業になるのですが、1年後期にある「知的障害児教育Ⅰ」という授業です。自分興味・関心が高い分野だからということもありますが、特別支援学校の指導案作成をしたり、授業案を班で考えて模擬授業をしたり、動画から児童への支援を読み取るという知識だけでなく実践を想定した授業なので難しい分とても興味深いです。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 特別支援について学びたい、まだ進路決定に不安があり支援学校もいいなと思い迷っているという方にはとてもおすすめです。実際に現場に行って経験する機会が多くあるので、より専門的に特別支援とは何か、障害とは何かについて学べます!
 
坂東さんの1年次前期(前半)の時間割(2024(令和6)年度)
時限
         
         
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    HR 視覚障害者の心理・生理・病理  
        病弱者の心理・生理・病理

集中講義:肢体不自由教育、知的障害者の生理・病理

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