英語科教育コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

※収録当時の所属で記載しています。

 

高度学校教育実践専攻
英語科教育コース
菱岡 葉月さん
四国大学 文学部出身
2023(令和5)年度入学

英語科教育コースでは、英語教育に関してカリキュラムや教材、指導法など様々な観点から学びを深めることができます。今年から新たな先生も加わり、英語教育学、小学校英語教育、英語文学や言語学などを専門とされる先生方からご指導いただけます。また、学卒院生だけでなく小中高様々な校種で働かれている現職院生の方もいるので、学校でのお話をうかがったり、授業で一緒に議論や活動をする中でたくさんの学びを得る機会があります。コースの先生方はとても優しく、院生は学年関係なく気軽に話をできる環境が英語科教育コースの良いところです。それだけでなく、様々なイベントで交流を深めたり、年1回全員がTOEICを受験できるので自分の英語力を試すこともできます。

2023(令和5)年9月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 大学院で学ぶ目的をしっかりと言語化できることが大事であると思います。特に私は学部時代に免許を取っていながらの大学院進学になるので、この2年間、「何を学びたいのか」や「どうしてそれを学ぶのか」など実習で感じたことや卒業論文を踏まえて明確に伝えられるように準備しました。また、英語での口述試験もあるので自分の研究や考えについて英語で言えるように練習もしました。大学院説明会に参加することで大学院やコースに関しての情報収集もできると思います。
  • 英語科教育実践分野に進学した動機・きっかけは?
  • 進学を考えたのは学部時代の実習がきっかけです。たくさん授業させていただき、指導教諭と授業改善に向けて話す中で、じっくりこれについて考えたいと思うことがありました。そこで、全国から教員を目指す学卒院生、現場経験のある現職院生の方が集まるこの大学院で、共に考え、議論しながら2年間有意義な学びを得た後に、教員として自分の思い描く授業がしたいと思い進学を決めました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 友人や先輩から英語科はとても良い雰囲気だと聞いていましたがその通りでした。授業やゼミ、院生室で他の院生と話す時間などアットホームな感じが良いところだと思います。学卒院生とは一緒に教員採用試験の対策ができるので、共に目標に向かって頑張れる環境があることが嬉しいです。また他コースの院生との関わりも授業を通してあるため、他教科の院生、現職院生の考えなど様々な視点から教師という職について考えることができて日々充実しています。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • おすすめの授業は「英語科教育の基礎演習A」です。この授業では主に言語学・英語学について扱います。私はもともと英文法が好きなので、自分で学ぶときもなぜこうなるのかを考え、自分で説明できることを心がけていました。この授業でも言語現象について、言語学や英語学の視点からみんなで考える時間がたくさんあります。このように、普段何気なく使っている言語について「どうしてこうなるのか」を考えることで、様々な気づきや学びを得ることができて面白いと思います。
  • 大学院へ進学するメリットを教えてください。
  • ゆっくりと物事を考える時間があることだと思います。教師として働きながら学ぶこともたくさんあると思います。しかし、たくさんの校務をこなす必要があることを考慮すると、自分の考えや実践について見直す時間を十分にとれるのは大学院でしかできないことだと思います。自分の教科はもちろん教科や校種も超えて多様な院生と繋がり、教師としての自分の在り方について考えることができるのは本当に良いことだと思います。
 

                  

Nさんの1年次前期(前半)の時間割(2020(令和2)年度)
時限
    学級経営の理論と実践 授業の理論と実践  
生徒指導の理論と実践 カリキュラムマネジメントの理論と実践   学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ 教育評価の理論と実践
英語科教育の基礎演習B 学習者の心理とアクティブラーニング     Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
  学校心理学   英語科教育の基礎演習A  
学校危機管理の実践     教職基礎力開発演習Ⅰ  

集中講義:

大学院授業科目
学部授業科目
その他(長期履修学生支援センター講義)