グローバル教育コース

 

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人間教育専攻
グローバル教育コース
日本語教育・日本文化分野
加藤 愛海さん
2024(令和6)年度入学

最大の魅力は、様々なバックグラウンドを持つ仲間と勉学を共にできる点です。社会人を経験してから大学院に入学した人や母国の大学を卒業してから入学している留学生など様々な人が在籍しています。その様な仲間たちと勉学を共にすることで、自分一人では思いつかなかったようなアイデアや幅広い視野を身につけることができています。また、これまで日本語教育に関わってこなかった人でも基礎から勉強することが出来るので、そこも魅力であると思います。

2025(令和7)年2月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 私は一般入試で大学院に合格したので、筆記試験と面接がありました。学部生の頃から日本語教育について勉強していたので、授業で使っていた教科書などを使って勉強しました。また、日本語教育に関する検定の対策問題集や用語集も活用して勉強していました。また、面接に関しては事前に提出する研究計画書が基になり行われます。まだ全然どんなことを研究したいのか定まらないという人でも、「こういうことに関心がある」、「こういうことをやってみたい」ということを自分のことばで伝えることができたら過度に心配する必要はないと思います。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 私はもともと学部生時代から日本語教育について学んでいました。3年生の時に進路について考え始め、当時お世話になっていた先生に相談すると、大学院に進学して日本語教育についてもっと勉強するのはどうかとすすめていただきました。私が学部生の頃は新型コロナウイルスの影響を強く受けていて、自分のしたかったことができなかったということもあり、大学院進学を目指すようになりました。徳島が地元ということもあり、地元で勉強するほうが私生活にも余裕が出るのではないかと思い、鳴門教育大学大学院への進学を視野に入れました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • みんなすごくはっきりと意見を言うのが今の印象です。決して悪い意味ではなく、ディスカッションなどをしていてもみんな積極的に授業に参加しているので、議論が止まることはありませんし、自分では思い浮かばなかったような意見が出るときもあります。グループワークも多いので、一緒に授業を受けているクラスメイトとはすぐに仲良くなれます。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • おすすめの授業は『日本語教育学研究』です。この授業では、「日本語教育とは何か」について様々な視点から考えることができます。日本語教育の基礎的な部分をしっかりと学ぶことが出来るので、初めて日本語教育を勉強するという人にはぴったりの授業です。また、すでにある程度知識がある人でも日本語教育の課題や問題点についてみんなで考えることができるので、おすすめの授業です。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 大学院に進学するまで一切日本語教育に関わってこなかった人もたくさんいます。「知識がないからやっていけるのか不安」と感じてしまうかもしれませんが、入学してからしっかりと基礎を身につけることができるので安心してください。日本語教育の現場で現在活躍されている方でも、自分の教育観や日本語教育に対する姿勢を問い直すことができるので、学びの多い学生生活になると思います。人生は限られています。興味を持った今、挑戦してみたいと思った今を大切にし、一歩を踏み出してみてください。忙しいですが、充実した大学院生活が待っています。
 
加藤さんの1年次前期(前半)の時間割(2024(令和6)年度)
時限
      日本語教育法研究  
  社会言語学研究 日本語教育学研究 個別ゼミ  
    異文化コミュニケーション研究 言語習得・発達論 合同ゼミ
         
日本語音声表現研究        
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