グローバル教育コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

人間教育専攻
グローバル教育コース
日本語教育・日本文化分野
劉 芸彰さん
2022(令和4)年度入学

私は子供時代から中国と似ている日本に興味を持ち、日本のカルチャーに馴染みながら成長してきました。そして高校生のときに「自分の目で日本を確かめよう!」と決意して日本に留学しました。日本に来てからはよく知っているようなよく知らないような感じに驚きながらも楽しんでいました。私は日本で体験したことを、これから日本に留学に来る日本語学習者たちに伝えるために日本語教師になろうと決めました。将来、私と同じく日本語教師として日本と母国の文化を世界中に伝えたい方々なら「グローバル教育コース」で過ごす時間は絶対に有意義であると思います。

2022(令和4)年8月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 私からの合格のための秘訣は面接のときに自分の研究したいことを明確に伝えることと、2年間どのように過ごしたいかを事前にしっかり考えて計画を立てることです。それから、先生はみんな優しいので緊張しないことも大事です!
  • グローバル教育コースに進学した動機・きっかけは?
  • 大学時代に、あることに気が付きました。それは日本人の友達との間で起こる「誤解」です。例えば同じ漢字で意味の違う言葉やジェスチャーの違いなどたくさんの「誤解」が起こりました。そして大学3年生のときに受けた「日本語教授法」という授業をきっかけとして日本語教育に興味を持つようになり、私は大学で経験した誤解を解消させる方法を研究するため、グローバル教育コースに進学しました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 学習の雰囲気がすごくいいです!一緒に授業を受けているクラスメートも先生も、日本人か留学生かとかは関係なくみんな友達みたいな感じです。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • 私のおすすめの授業は「異文化コミュニケーション研究」です。日本の留学生活で経験する異文化コミュニケーションで持つ疑問は全部この授業で答えが見つかります。いま、経験している外国人相手の文化を理解することにも、これから社会で文化を理解して伝えることにも非常に役に立ちます。
  • 大学院へ進学するメリットを教えてください。
  • 「視野が広がる」ことが一番のメリットだと思います。大学院は勉強だけではなく、大学院で様々な経験を持つ人々と出会い話し合うことで視野が広がります。それから研究する過程で調べた論文や本を読むことで得た知識に基づき、考え方が良い方向に変わります。視野を広げたらより良い状態で社会に出られると思います。
 
劉さんの1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度)
時限
      日本語教育法研究(日本語教育観察実習)  
    日本語教育学研究    
  日本文化研究 異文化コミュニケーション研究 言語習得・発達論  
         
日本語音声表現研究       日本語文法研究

集中講義:社会言語学研究

その他:課題研究Ⅰ

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