『徳島地理学会論文集』
本会ではこれまで『徳島地理学会論文集』を17集刊行してきました。
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投稿規定・執筆要領はこちらを御覧ください。
◎ 第17集(2023年) 横畠康吉先生喜寿記念号、立岡裕士先生退職記念号
横畠康吉先生喜寿記念・立岡裕士先生退職記念 論文集 ご挨拶(平井松午)
横畠康吉先生 略歴・業績
立岡裕士先生 略歴・業績
○論説
- 近世阿波の分間村絵図と焼畑集落の景観と構造―勝浦郡瀬津村を中心として―(羽山久男)
- 中学校社会科「アジア州」の授業実践―指導方針を明確にした地誌学習―(野々村拓也)
- 古代山城「播磨城山城」の再検討(泉保安夫)
- 地理院地図情報とGISを用いた阿波遍路道の地形環境(古田 昇)
- 三好市および大豊町の鉄道路線におけるスギナの分布(吉村優志)
- 元禄国絵図の縮小図写本―徳島大学附属図書館・大英図書館所蔵の小型国図(平井松午)
- 徳島県高等学校におけるGIS活用の実態を踏まえた防災教育の開発―洪水と共生する吉野川流域・舞中島を題材に―(西條真結乃・塚本章宏・平井松午)
○2022年度大会発表資料・要旨
- 高校地理授業におけるGISとシミュレーション教材の活用(四宮博樹)
- 学校教育現場におけるGIS活用の紹介(大津留麻代)
- 地図作品展の歩み:第30回にむけて
学会記事
第29回児童生徒による地図作品展
第30回児童生徒による地図作品展
◎ 第16集(2021年)
○論説
- 「社会的な見方・考え方を働かせた社会的認識力・判断力の育成」を目ざした地理的分野の授業実践(松田莉奈)
- 「地理総合」を見据えた科目相互の連携を図った授業改善と「問い」を重視した評価の研究(松岡洋介)
- 学習指導要領改訂に伴う社会科教育・地理教育の展望―コンピテンシーとコンテンツの間で―(伊藤直之)
- 中学校社会科における「身近な地域」の調査(野々村拓也)
- チョコレートから世界を観る U 〜 Bean to Bar を教室へ 〜(渡邊信之)
- 中高一貫校におけるGIS を活用した地域学習(岡山真知子)
- 古代大坂平野の地形環境と歴史的景観をめぐって(木原克司)
- 阿波国名方郡条里の復原的研究(泉保安夫)
- 明治期の徳島県管内地図(羽山久男)
- Cluverius のIntroductionis in universam geographiam, tam veterem quam novam:第6 巻第11 章〜第16 章の翻訳(立岡裕士)
○【三郎広場】
- シリアル・ノミネーションと身近な地域学習― 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を例として―(多田統一)
- 芳賀・宇都宮LRT(吉村優志)
学会記事
第27 回児童生徒による地図作品展
第28 回児童生徒による地図作品展
◎ 第15集 平井松午先生退職記念号・徳島地理学会再発足30 周年記念号(2019年)
平井松午先生近影
巻頭言
平井松午先生の略歴・業績
研究余話
- 和田津新田・金磯新田絵図と土木的景観(羽山久男)
- 阿波市阿波町西部・美馬市脇町西部・徳島市勝占町・丈六町の条里と伝路(木原克司)
- GIS による阿波遍路道の地形環境(古田 昇)
- GIS を活用した藍作地域の高地蔵の分析(岡山真知子)
- 吉野川流域最大の中州―善入寺島( 粟嶋) の景観写真等―(木内 晃)
- 地域コミュニティにおける祭りの維持と衰退―三豊市の百々手祭りの現状と課題―(俊野泰平)
- 過疎地域の地域づくりにおけるローカル・ガバナンスのあり方に関する研究―兵庫県朝来市与布土地域を事例に―(奥野甲次)
- NIMBY 施設に対する地域住民の受容―徳島県鳴門市における精神科病院を事例に―(岩崎誠也)
- 恩師・江原眞伍先生の思い出(日下雅義)
- 阿佐線高知県区間100 年の歩み−安芸線建設からDMV 導入まで−(吉村優司)
- NHK のTV 番組における風土記(立岡裕士)
学会記事
第25 回児童生徒による地図作品展
第26 回児童生徒による地図作品展
◎ 第14集 羽山久男先生喜寿記念号(2017年)
羽山久男先生近影
羽山久男先生略歴
羽山久男先生主要研究業績
○論説
- 私の地域研究50年(羽山久男)
- 朝鮮三国における坊里制都城の成立(木原克司)
- 『延喜式』以前の南海道駅路四国区間の復原(泉保安夫)
- 阿波型板碑の地域間交流(岡谷真知子)
- 「地形環境」研究の旅(日下雅義)
- 地理学のためのCLICについて:Global Understandingをめざして(渡邊信之)
- 地方鉄道と地域とのかかわり(奥野甲次)
- 宝塚歌劇における風土記(立岡裕士)
○三郎広場
吉野川流域最大の中州:善入寺島(粟島)(木内 晃) 博学連携について考える(多田統一) 学会記事
第22回児童生徒による地図作品展
第23回児童生徒による地図作品展
第24回児童生徒による地図作品展
◎ 第13集 木原克司先生退職記念号(2014年)
木原克司先生近影
木原克司先生略歴
木原克司先生主要研究業績
○論説
- 知行絵図と耕地空間: 文久3 年阿波国名東郡日開村限絵図を中心として( 羽山久男 )
- 吉野川流域・舞中島の洪水対策と竹林景観: 洪水との共生(平井松午)
- 2011年風水害によるため池決壊と下流への影響(古田 昇)
- 高等学校における地理と英語のクロスカリキュラムについて(渡邊信之)
- 視覚障害生に対する地理教育: 千葉盲学校における実践より(石毛一郎)
- 日本の若年男性の労働需要の推計(青葉暢子)
- 近世節用集の外域地名の扱い方(立岡裕士)
○短報
- 震災後に思ったこと(日下雅義)
- あいの里について(吉村優司)
○三郎広場
- 白石と対面初日、Sidotti は何をしたか?(立岡裕士)
- 言語地理学について考える: 「文芸広場」の取材・インタビューを通して(多田統一)
○紙碑
寺戸恒夫先生の追悼(岡 義記) 学会記事
第19 回児童生徒による地図作品展
第20 回児童生徒による地図作品展
第21 回児童生徒による地図作品展
◎ 第12集(2011年)
○論説
- 近世阿波の実測分間村絵図と山村景観(羽山久男)
- アルベール・カーンと「地球映像資料館」(谷 博美)
- 古代阿波国吉野川下流域の歴史的景観―条里呼称、道路網、東大寺領新島荘の位置比定と阿波国府の構造を中心に―(木原克司)
- 万延遣米使節の日付調整問題の認識(立岡裕士)
○紀行
外国人になるということ・中国北京市にて(渡邊信之) ○三郎広場
続・続・続・続・続・続“研究所めぐり”(地域研究について)(多田統一) 第17回児童生徒による地図作品展
第18回児童生徒による地図作品展
学会記事
◎ 第11集(2008年)
○論説
- 寄り道しない遍路(吉村優志)
- 阿波国名東郡鮎喰川下流における堤普請と堤外地の開墾について(羽山久男)
- 『新撰類聚往来』・易林本『節用集』の国別記事−両資料間ならびに古辞書・『看羊録』との比較−(立岡裕士)
○紀行
- 近畿一周鉄道紀行(熊取谷壮志・吉村優志)
- 遼の文化をたずねて(岡山真知子)
○三郎広場
- 続・続・続・続・続“研究所めぐり”(社会情報研究について)(多田統一)
- 「雲居」について(日下雅義)
第16回児童生徒による地図作品展
学会記事
◎ 第10集(2007年)
○論説
- 近世阿波の歴史地図と地域像−寛文・天保郷帳と元禄国絵図を中心にして−(羽山久男)
- 鳥居龍蔵木頭調査についての一考察(岡山真知子)
- 古代四国東部における瓦工人の移動に関する一考察(渡邊信之)
- 近世公撰地誌の構成に関する雑考(立岡裕士)
○三郎広場
- 「いくり」と「汽水湖」について(日下雅義)
- 続・続・続・続“研究所めぐり”−ものつくりセンターについて−(多田統一)
学会記事
◎ 第9集(2006年)
○論説
- 『万葉集』に峠の景を読む(日下雅義)
- 「耕地絵図」からみた近世村落の空間構造―阿波国板野郡新喜来村の場合―(羽山久男)
- GISを援用した近世村絵図解析法の検討(田中耕市・平井松午)
フィリピンにおける所得階層構造の変容―都市における中間層と貧困層を中心に−(貝沼恵美)
- 「アノニマスな風景」覚書(立岡裕士)
○三郎広場
- 続・続・続“研究所めぐり”―人文・社会科学系研究所―(多田統一)
- “ラグーン”今昔(日下雅義)
学会記事
◎ 第8集 寺戸恒夫先生傘寿記念号(2005年)
寺戸先生近影
初代会長 寺戸恒夫先生傘寿記念論文集の刊行にあたって(羽山久男)
寺戸恒夫先生略歴
寺戸恒夫先生主要研究業績
○論説
- 阿佐海岸地域の地形環境(古田 昇)
- 徳島平野北西縁に点在する小丘陵群の発達とその意義(木村和雄)
- 愛媛県西条市・小松市付近域付近の変動地形−四国中央部における中央構造線沿いの急斜面帯の研究−(岡 義記)
- 『万葉集』に水辺の景を読む(日下雅義)
- 古代阿波国麻植郡・名方郡西部及び板野郡東部の条里と交通路(木原克司)
- 徳島藩領「検地帳小字」の復原的考察(羽山久男)
- 地理授業へのパソコンの活用事例(岡山真知子)
- 徳島県の商圏構造−1996年と2001年の買い物行動調査による−(矢野達也)
- パッケージツアーが描く観光地のイメージ−旅行代理店のパンフレットを資料として−(大田浩伸)
- 明治期徳島県の名所:石毛賢之助『阿波名勝案内』を中心に(立岡裕士)
○三郎広場
- 続・続・“研究所めぐり”−博物館の活用−(多田統一)
- 日本三景は林羅山までさかのぼる(立岡裕士)
学会記事
◎ 第7集(2004年)
○論説
- 徳島藩領の藩政村と地方知行−「文久二年名西郡白鳥村給知絵図」と『白鳥村文書』を中心に−(羽山久男)
- 2004年の台風がもたらした愛媛県への影響−新居浜市を中心に−(國原幸一朗)
- 21世紀における地域史研究への期待(日下雅義)
○三郎広場
続・“研究所めぐり” ─「総合的な学習の時間」に生かす─(多田統一)
学会記事
◎ 第6集(2003年)
○論説
- 徳島県における触地図案内板の設置状況(石毛一郎)
- 瀬戸内海島嶼部における過疎化と地域変容−塩飽諸島本島を事例として−(武方 亮)
- 那賀川中流域における中山間地域の変容―支流における取水堰の活用と川口ダム湖周辺の慣行農業水利―(松本竹生)
- 近世前中期徳島藩における地方知行制の地域構造(羽山久男)
- 阿波池田付近の地形過程−地すべり地形と吉野川河谷の発達に関する試論−(木村和雄)
○三郎広場
- “研究所めぐり” ─「総合的な学習の時間」に生かす─(多田統一)
- 「児童・生徒による地図作品展」11年史(立岡裕士)
学会記事
◎ 第5集(2002年)
- 17世紀の徳島城下足軽組屋敷における空間構造について(羽山久男)
- 歴史地理学におけるGIS活用の現状と課題(竹谷勝也)
- 離島における水資源確保―徳島県の島嶼事例を中心として―(松本竹生)
- 徳島県における人口移動パターンの変化とその要因(長尾 満)
- 四国地方における人口移動転換の要因(豊田哲也)
- 鳴門市高島・三ッ石塩田跡地の宅地化:「身近な地域」学習とGIS(立岡裕士)
学会記事
◎ 第4集 岡 義記先生退官記念号(2001年)
岡先生近影
巻頭言(日下雅義)
岡義記先生略歴
岡義記先生主要研究業績
- 西南日本前弧とヒマラヤにおける大地形の配列パターン(木村和雄)
- 山口県のレス質土壌と生成時期(成瀬敏郎)
- 香川県のメサとビュ−トについて(寺戸恒夫)
- 徳島県海部川下流域平野の形成と地形環境(古田 昇)
- 徳島県の遺跡で検出された地震の痕跡と大型地震について(寒川 旭)
- 安政南海大地震による被害と住民の対応−吉野川下流域平野を例として−(日下雅義)
- 中州の防災に関する地理学的研究−吉野川中流域を例として−(矢野広宣)
- 祖谷川の水利と地域開発(松本竹生)
- 住民運動の地域的展開−吉野川第十堰改築問題をめぐって−(石山武志)
- アユ養殖業産地再編成過程における廃業者の就業形態の変化−徳島県那賀川平野の事例−(井村博宣)
- 消費者購買行動から見た商業地システムの変容−徳島県の事例−(長尾 満)
- 神戸・鳴門ルート全通までの淡路島の観光の動向について(國原幸一朗)
(鳴門市再活性化)(豊田哲也)
- 前期難波宮の宮域をめぐって(木原克司)
- 徳島城下侍屋敷の復原的考察−徳島地区を中心に−(羽山久男)
- 徳島大学附属図書館蔵「近世古地図・絵図コレクション」の来歴(平井松午)
- インターネットを活用した中学校地理的分野の授業の実際単元「アメリカ合衆国」の実践を例にして(峯 秀明)
- 青年育成交流事業とブラジル地域理解(萩原八郎)
- 戦時期地理学史研究と地理学文献目録−その意義・現状・試行−(岡田俊裕)
- 亀井南冥の『南游紀行』:その鹿児島のイメージ(立岡裕士)
◎ 第3集(1999年)
『徳島地理学会論文集 第3集』の発刊にあたって(会長 岡 義記)
○論説
- 明石海峡大橋開通にともなう認知距離の変化−阪神地域から見た徳島−(豊田哲也)
- 那賀川の水資源と水需給(松本竹生)
- 徳島県鮎喰川下流域における扇状地の形成過程について(古田 昇)
- 1世紀中国における食糧の長期需給展望についての考察(呂 兆新)
○短報
- 四国山地における養蚕地域の変容−穴吹町首野地区を事例として−(板東正幸)
- 吉野川流域における集落・自治体の給排水システム(萩原八郎)
○紀行
○1997〜98年度活動報告
◎ 第2集(1997年)
『徳島地理学会論文集 第2集』の刊行にあたって(会長 岡 義記)
○論説
- 由岐中学校伊座利分校における地図指導
─身近な地域単元における地図学習、伊座利の人口についての研究、由岐町の人口地図づくりを通して─(山西芳人)
- 社会科教育から地理学を見る(井上 隆)
- 「小さな家」の辺境の風景(立岡 裕士)
- 15世紀中葉における阿波国から畿内に向かう海上輸送の分析(藤田裕嗣)
- 北海道への士族移住とその定着状況─徳島藩洲本城代稲田家々臣を例に─(平井松午)
- 吉野川下流域5市町の上下水道事業とその地域性(萩原八郎)
- 関西空港の豊中市と泉南地域への影響に関する考察(國原幸一朗)
○短報
- 人の見える地理学習(井上 隆)
- 「街」の中の「族」について─1960年〜1990年代前半─(吉本 勇)
○資料
○1993〜1996年度活動報告
◎ 第1集(1992年)
徳島地理学会論文集刊行にあたって(会長 寺戸恒夫)
○論説
- ジェイムズ・ハットン(岡 義記)
- 古代における技術革新と環境破壊(日下雅義)
- 徳島県の段丘(寺戸恒夫)
- 徳島藩の分間絵図・郡図について(羽山久男)
- 旧吉野川下流域における農業構造の変容(板東正幸)
- 郷土徳島に関心を(稲井智義)
- 子供自らが調査したことを効果的に表現し、事象の社会的意味をとらえさせる
- 学習のあり方(榊 博)
- 内田芳明の「風景の現象学」:批判的検討(立岡裕士)
○短報
- 札幌ツキサップへの第25連隊設置と月寒市街地形成過程の意義(松井裕治)
○紀行
○資料
- 小学校社会科教育研究(実践)論文目録(榊 博)
- 徳島県関係地理学文献目録(平井松午)
○1989〜1992年度活動報告
★御希望の方には実費にて頒布しております。
学会事務局まで御連絡ください。
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最終更新日:2023.07.10