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「標準化セミナー」

令和5年11月8日(水)

令和5年度経済産業省委託事業の一環として、「子どもの安全と標準化のタネ~もっと安全で便利なくらしについて考えよう!~」 標準化セミナーを消費生活論の授業で実施しました。

セミナー前半は、NACS<(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会>の松井美穂先生から 「標準化とは何か・標準化の役割」 について講義していただきました。
身の回りにある製品の使いやすさの向上や品質・性能を保つ、 また危険な事故や危害の防止、 さらに最近では持続可能な社会の実現に向けても標準化が役立っていることを解説していただきました。

後半は、グループワーク「標準化のタネを探してみましょう!~子どもの身の回りに潜む危険~」が行われました。

参加学生はグループに分かれて、身の回りの危険・危険への対処法についてのアイデアを付箋に書き出し、内容を整理して模造紙にまとめました。
最後には、グループ毎に標準化を求めるものについて発表を行いました。
誤飲を防ぐための視覚に訴えるマークの作成や、水蒸気の発生によるやけどの防止などについて標準化の提案が出されました。

子どもの安全と標準化について、また消費者団体の役割についても、実感を持って深めることができました。

最後に、金属アレルギーについての徳島県内での取り組みを本学の坂本教授から紹介しました。
学生の感想では「ピアスやイヤリングなどアクセサリーの金属成分表示が標準化されると良い」との意見が複数ありました。