音の原理と性質
- 言語
- 日本語
- 教科
- 物理
学年 | 中学校 |
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単元 | 音の世界 |
時間数 | 1 |
ねらい | 身近なものによる音の発生を通して,音は物体が振動することで発生していることを,体験を伴いながら理解させる。 |
対象概念 | 音波 |
必要な材料 | 空き缶,ポリエチレンシート,砂,セロハンテープ,ワイングラス,ポリエチレン管,TPシート,ペットボトル,ろうそく,マッチ,ラジオ |
教材の作り方 | 1 空き缶の両側を切り抜き、一方にポリエチレンシートをセロハンテープで貼り付ける。 (1) ポリエチレンシートを唇に当てて声を出し、振動を体感する(図1)。 (2) 空き缶に砂を入れ、空き缶のふち近くで声を出し、砂の様子やポリエチレンシートの振動している様子を調べる(図2)。 2 ポリエチレン管の一方の先を斜めに切り落とし、TPシートを適当な大きさに切り取ってセロハンテープで貼り付ける。ポリエチレン管のもう一方の先を口にくわえ、息を吸い込んで音を出し、TPシートが振動している様子を調べる(図3)。 3 ワイングラスに水を入れて、ぬらした指で縁をこすって音を鳴らし、水面の振動の様子や水柱のでき方を観察する(図4)。 4 ラジオなどのスピーカーに底を切り落としたペットボトルの底の方を近付けておき、ろうそくの炎をペットボトルの口に近付け、炎の揺れから音の伝わり方を調べる(図5)。 |
教材の使い方 授業の流れ |
音の学習の展開として、音が出るときには物体が震えるということを、体験的に理解させる際に本実験を実施する。 |
指導時のポイント | 1 音がなっているときは物が震えていることを視覚や触覚を用いてとらえる方法を工夫する。 2 身の回りでふるえることで音がなっているもの(太鼓、ホイッスル、自分ののどなど)を探させる。 3音を変える方法を工夫させ、ストローの長さによって音が違うことに気づかせる。 |
留意点 | |
出典 | 教科書で幅広く紹介されている。 |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 物理研究室 |
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