静電気モーターの製作
- 言語
- 日本語
- 教科
- 物理
学年 | 中学校 |
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単元 | 静電気と電流 |
時間数 | 1 |
ねらい | 身近にある素材を用いて静電気の実験を通して,静電気は帯電した物体間で空間を隔てて力が働くこと,静電気と電流は関係があることを理解させる。 |
対象概念 | 静電気力 |
必要な材料 | フィルムケース,画びょう,フロアくぎ(頭にくぼみがあるくぎ),アルミニウムはく,セロハンテープ,発泡スチロール板,塩ビ管,フェルト(ティシュペーパー) |
教材の作り方 | 1 フィルムケースの底の中心に外側から画びょうを刺す。フィルムケースの口から2cmの円周上に8個の画びょうを等間隔に刺し、回転子とする(図1)。 2 ゼムクリップの小さい方の輪をゼムクリップの面に対して垂直に立てる(図2)。 3 長さ5cm×幅2cmのアルミニウムはくを折り、長さ5cm×幅1cmとし、先端を切って細くする(図2)。 4 方法2のゼムクリップの大きな輪に方法3のアルミニウムはくをセロハンテープで貼り付け、端子とする(図2)。 5 フロアくぎを発泡スチロール板の中心に刺し,フロアくぎに方法1のフィルムケースをかぶせる。このとき、フィルムケースの底に刺した画びょうの先端をフロアくぎの頭のくぼみに載せる。 6 方法4の端子を発泡スチロール板にセロハンテープで貼り付ける。このとき、端子のアルミニウムはくの先端をフィルムケースの側面に刺した画びょうから約3mm離す(図3)。 7 一方の端子をアースし、他方の端子にフェルトで擦って帯電させた塩ビ管を擦り付け、フィルムケースを回転させる。 |
教材の使い方 授業の流れ |
静電気の学習の発展的な内容として、モーターがまわる作動原理を見いださせる際に本実験を実施する。 |
指導時のポイント | 日常生活において体験する静電気現象との関連性を見いださせ,静電気について理解を深めさせる。 |
留意点 | |
出典 | |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 物理研究室 |
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