火山による土地の変化
- 言語
- 日本語
- 教科
- 地学
学年 | 中学校 |
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単元 | 火をふく大地 |
時間数 | 1 |
ねらい | マグマに見立てた溶岩の流出の実験を通して,火山体の形成過程について理解させる。 |
対象概念 | 火山の形,マグマの粘性 |
必要な材料 | 発泡スチレンボード(25㎝×25㎝×0.5㎝),ビニル袋(20㎝×12㎝);2枚,三脚,小麦粉;180g,墨汁;1cm3,きな粉;60g,水;50cm3,100cm3,ラップ¶発泡スチレンボード(25㎝×25㎝×0.5㎝),ビニル袋(20㎝×12㎝);2枚,三脚,小麦粉;180g,墨汁;1cm3,きな粉;60g,水;50cm3,100cm3,ラップ |
教材の作り方 | 1 発泡スチレンボードの中央部に穴をあける。 2 スチレンボードにラップを載せ、セロハンテープで固定する。 3 スチレンボードの穴に合わせて、ラップに穴をあける。 4 2枚のビニル袋に次のものをそれぞれ入れてよく混ぜ,粘性の違いを確認する。 a 小麦粉(90g)、水(50 cm3)、墨汁(1滴) b 小麦粉(90g)、水(100 cm3)、墨汁(5,6滴) 5 ビニル袋の上の部分をスチレンボードの穴の下から上に出し、セロハンテープでラップに貼る(図)。 6 ビニル袋を手で絞り、溶岩が発泡スチレンボードと同じ高さまでくるようにする。 7 発泡スチレンボードの上にきな粉を厚さが5㎜くらい載せる。 8 ビニル袋をゆっくりと絞り、溶岩が出てくる前後の土地の様子(きな粉の表面),出てきた溶岩(小麦粉+水)の形などを観察する。 ※ 発泡スチレンボードにラップを敷いておくと、後片付けが簡単にできる。 |
教材の使い方 授業の流れ |
火山の学習の展開において、火山の形とマグマの粘性の関係や噴火によって大地がどのように変化するのかを学習する際に本モデル実験を実施する。 |
指導時のポイント | 実際の映像を併せて提示し、噴火によって大地がどのように変化するのか、また、人々の生活にどのような影響を及ぼすのかを考えさせる。 |
留意点 | 発泡スチレンボードは段ボールで代用できる。きな粉はココアパウダーで代用できる。 |
出典 | |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 地学研究室 |
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