バナナやジャガイモに含まれるデンプンの観察
- 言語
- 日本語
- 教科
- 生物
学年 | 小学校6年 |
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単元 | 動物のからだのつくりと働き |
時間数 | 1 |
ねらい | ヨウ素デンプン反応について理解させ,身近な食材の中にあるデンプンを観察する方法を身に付けさせる。 |
対象概念 | ヨウ素デンプン反応 |
必要な材料 | バナナ,ジャガイモ,顕微鏡,スライドガラス,カバーガラス,ピンセット,ヨウ素液 |
教材の作り方 | 1 バナナの果肉や皮をむいたジャガイモを、スライドガラスにあとがつく程度に軽く押しつける。 2 ヨウ素液を滴下しカバーガラスをかけて観察する。 |
教材の使い方 授業の流れ |
消化についての学習の導入として、身近な食材に動物の栄養になるデンプンが含まれていることをヨウ素液を使って調べる。 |
指導時のポイント | デンプンの粉や水溶液にヨウ素液を加え呈色反応を確認させてから、本観察を行う。 |
留意点 | 1 バナナのデンプン粒は、ジャガイモのイモに含まれるデンプン粒と同じように、葉で作られたデンプンが移動してきて貯蔵されたものである。加熟して甘いバナナほどデンプンが糖に変わっているので、細胞内のデンプン粒は少ない。¶2 ヨウ素液によるヨウ素デンプン反応の色は、ヨウ素液の濃度や材料によって異なる。色が黒くなるのはヨウ素液が濃いためで、そのときはヨウ素液を薄めて使う。 |
出典 | |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 生物研究室 |
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