国際協力イニシアティブ

授業を中心とした校内研修の導入による初中等教育の質的向上

概要

途上国の学校の授業の質的向上は、教育の量的拡大とともに共通の開発課題となっている。行政機構によるトップダウン型能力開発と同時に、学校現場に根付いたボトムアップの研修が質的向上に欠かせない。授業研究という教員相互の学習を中心とした校内研修により、授業を改善することは資源に乏しい途上国の学校現場で十分応用可能である。また校内研修の円滑な運営には学校を統括する管理職の役割が重要な鍵を握る。本活動の主旨は、定評ある日本の授業研究ノウハウを現地にいかに適応させるかを、途上国の大学とともに調査し、現地のオーナーシップを生かした開発提案を作成し、広く共有することである。

本活動の目的は、授業研究を中心とした校内研修活動を、現地の大学とともに途上国の学校においてパイロット的に試行し、そのインパクトを測定することで、現地に根付いた校内研修システムを提案することである。そしてサブサハラアフリカ地域の初等~中等の学校現場で広く応用可能な教育の質的向上システムの形成に資することである。

成果物

添付資料をご覧下さい。

平成19年度「授業研究マニュアル」(565KB)
平成18年度「授業研究ガイドライン」(59KB)