図画工作科・美術科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

西郷さん

小学校教育専修
図画工作科教育コース
西郷 もも香さん
2019(令和元)年度入学

私の所属する図画工作科・美術科教育コースでは、絵画やデザイン、工芸や彫刻など美術に関わる幅広い分野を、作品制作や鑑賞を通して深く学ぶことができます。その他にも美術史を学ぶ授業もあり、多くの画家や作家の作品について触れられ、ときには美術館へ出向くこともあります。どの授業も充実した設備のもと、熱心な先生方により個々に手厚くご指導していただける環境にあるので、技量だけでなく教育的実践力も十分に身に付けることができます。

2020(令和2)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 鳴門教育大学の最大の魅力は、私たち学生の学ぶ環境にあると思います。少人数制であることで先生方との距離も近く、本コースでの作品制作においては、専門知識を持った先生から学生一人一人に的確なアドバイスをしていただけるので、確実な能力向上に繋がります。また、1年次から実習があり、実際に子どもたちと触れ合ったり、現場の先生の授業や指導を見ることで多くを学び、自分自身に具体的な目標ができたりととても勉強になります。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 「初等中等教育実践基礎演習」という授業です。この授業で私は、美術教育の中での”鑑賞”の重要性について知り、考えを深めることができました。子どもたちが主体的になれる鑑賞学習としてアクティブラーニングの視点を取り入れる授業づくりなど、ここで学んだことを取り入れてこんな授業を展開したい、と思いの膨らむ専門性の高い授業でした。この授業を通してもっと美術教育を勉強したいという気持ちになりました。
  • 大学生活で印象に残っていることは?
  • N*CAP(鳴教子どもアートプロジェクト)という子どもたちとアートを通した活動を行うサークルです。イベントに向けたたくさんの会議や準備を経て、当日の子どもたちの作品づくりに夢中になって取り組む姿、真剣な表情や笑顔に出会えた時の喜びが強く印象に残っています。また、サークルを通じてより子どもの目線になって考えることができ、視野が広がったなと感じています。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 私の将来の夢は、小学校の教員になることです。鳴門教育大学に入学して教育に関する様々なことを学び、実習やサークルなどの実際に子どもたちと触れ合う機会を通して、より一層夢への想いが大きくなっています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験生の皆さん、受験勉強お疲れ様です。つらく忙しい毎日を送っていることと思いますが、その頑張りは必ず誰かが見ています。常日頃支えてくださっている周りの方々への感謝を忘れずに、悔いの無いよう今を精一杯頑張ってください。心から応援しています!