図画工作科・美術科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

東村さん

図画工作科・美術科教育コース
東村 侑一さん
2017(平成29)年度入学

本コースでは全学科共通の教職に携わるための授業に加え、作品制作を目的とした絵画やデザインなどの授業があります。それらの授業は2限単位(90分×2)で行われます。また制作は授業内だけでなく空きコマや休日も施設を利用してできます。その他にも美術史を学ぶ授業もあり、多くの作家や画家の作品に触れることができ、ときには地元の美術館へ出向き鑑賞会をすることもあります。

2017(平成29)年7月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 私が感じる鳴門教育大学の最大の魅力は少人数制授業だと思います。作品制作においても、先生方が学生一人一人の持ち味を理解してくださり、一人一人に合った的確なアドバイスをしていただけるので、自身の持つ能力向上にも繫がります。その他にも少人数だからこそできる授業内容や合宿、実習と将来教師になるために必要な最大限の知識、能力をつけることができる場所だと思います。
  • 学んだことで関心が深まった授業は?
  • 「教職論」という授業です。この授業では教員になるために必要な知識を身につける講義に加え、1年生の5月から実際に小学校へ出向き、子どもたちに英語を楽しんで学んでもらおうという実習があります。子どもたちと実際に触れあってみて反省点もありましたが、最後に「たのしかった」「ありがとう」という言葉を子どもたちから聞いたときは改めて教師という職業に対する憧れがより一層強くなりました。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 私は今N*CAP(子どもアートプロジェクト)という年6回子どもたちを集い、工作や絵画などの体験を通して、表現することの楽しさ、魅力を知ってもらおうというサークル活動に所属しています。そこでは毎週イベントへ向けた会議を行い、子どもたちの目線に合わせて気付いたことや改善すべき点を話し合っています。私は大学に入学しこのサークル活動も含め、子どもたちにとっていかに楽しい授業ができるか、興味深い題材を開発できるかなどを考えるようになりました。
  • 将来の目標や目指す進路は?
  • 私は将来、小学校の教員を目指しています。そこで全教科教えていく中でも図画工作の授業で子どもたちにどうやったら楽しんでもらえるか、どういう指導をすべきかなど日々勉強し、実際に小学校の現場で周囲から「図画工作の頼れる先生」と呼ばれる存在になることを目標としています。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 受験期は成績や周りの雰囲気を気にしてしまうことが多く、とても辛い時期だと思います。模試での判定やセンターリサーチなどで大学を選んでしまうこともあると思いますが、それでも大切なことは自分が今一番行きたい大学で入りたい学科をとにかく目指すことだと思います。私は三重県出身で大学はかなり離れた場所にありましたが、それでも受験期から鳴門教育大学の魅力、特性を知っていたので、ここで学びたいという気持ちを持ち、乗り越えることができました。今もその気持ちがなくなることはなく、毎日新たな体験や経験をし、周りから強い刺激を受けながら夢に向かって充実した日々を過ごせています。受験生の皆さん、今行きたい大学への信念を変えずに一日一日を有意義に過ごしてください!応援しています!