国語科教育コース紹介

学部生による専修・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

中学校教育専修
国語科教育コース
秀野 真一さん
2022(令和4)年度入学

私が所属する国語科教育コースは、国語学・国文学などの専門的な講義を通して、当たり前に使われている「日本語」を見つめ直し「国語」について深く学ぶことが出来るコースです。そして、模擬授業などの実践的な活動を積み重ねていく中でそれを子ども達にどう教えるか、どのような授業にするかといった教師として必要な力を身につけることが出来ます。将来、先生として子ども達からの「なぜ」「どうして」といった疑問に一つでも多く答えられるよう、日々熱心な先生方の指導のもとで勉強しています。

2024(令和6)年3月収録

  • あなたの思う鳴門教育大学の魅力を教えてください。
  • 他大学と比べて1コースの学生が10人程度の少人数制のため、日常的にコース間の壁を越えた多様な人との交流があることに大きな魅力を感じます。また、大学院の人とも授業で交流する機会も多く、現職の先生方など経験豊富な人から多くの刺激を受け、自分では思いつかない考えや新たな視点を得やすい環境であると思います。そして、先生方との距離も近いため疑問に思ったことを気軽に質問することができ安心して学修することが出来ます。
  • 学びの特長や醍醐味は?
  • 1年次から豊富な実習があり、実際の子ども達と関わり、学校現場を肌で感じる機会が充実していることが本学の学びの特徴だと思います。私は、ふれあい実習で今までのように授業を椅子に座って受けていた立場からではなく、将来教える立場になるという視点から見た授業は全く違うものに感じたということが強く印象に残っています。そして、自分たちで考えた授業を子ども達が興味を持って楽しそうな様子で受け、教室で一体感が生まれることが一つの醍醐味だと思います。
  • 高校時代と現在、自分自身で変わったと感じる所はありますか?
  • 高校時代は部活に打ち込み、家に帰っても寝るだけのような日々で、自分のための時間を持てていなかったように思います。しかし、大学に入学して自分の時間を持つことができるようになった今では、今までできなかった色々な興味のあることに挑戦出来ていると思います。特にこれといった趣味がなかった高校時代でしたが、今では読書や旅行、スポーツなど多くの趣味を持つことができ1日1日を大切に過ごせているような気がします。
  • 将来の夢を教えてください。
  • 楽しかった学校生活が送れた地元に教師として戻り、一人でも多くの子どもにとって居場所となる学校づくりに貢献することが将来の夢です。そのために、4年間の大学生活での様々な人との出会いや交流を大切にして知見を広められるように努力していきたいと考えています。自分の理想の教師像に少しでも近づけられるよう、未経験のことにも臆せず失敗をおそれない前向きな姿勢で挑戦し続けていきたいです。
  • 受験生にメッセージをお願いします。
  • 毎日「勉強しないと」という不安や焦りを感じながら過ごしていることと思います。そして、計画通りに上手くいかず、しんどい思いをしていると思います。しかし、1日少しでもいいので机に向かって頑張って下さい。一気にやろうとするのではなく、少しずつの積み重ねで確実に前に進むことが一番の近道だと私は思います。そして、その日々の積み重ねた経験が将来の自分の自信になり後悔のない大学生活を送ることにつながると思います。皆さんが自分の志望する進路に進めるよう心から応援しています。