教員養成特別コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

※収録当時の所属で記載しています。

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高度学校教育実践専攻
教員養成特別コース
杉本 剛規さん
鳴門教育大学 学校教育学部出身
2022(令和4)年度入学

教員養成特別コースは現場で実践しながら学べること、教員採用試験対策が充実していることが魅力です。2年次の長期のインターンシップ(実習)では4月の学級開きから継続的に子どもたちの成長に携わりながら授業実践にも取り組むことができます。自分が実践した授業は後日、授業動画を見ながらゼミで振り返るということもしています。また、教員採用試験対策では早期から面接練習や場面指導など受験する自治体に合わせた対策を実施してくれます。

2023(令和5)年9月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 口述試験対策では「大学院がたくさんある中でなぜ本学を志望したのか」「大学院に入ってどんなことをしたいのか」「どのような教員になりたいか」などを自分の中で明確にすることが大切であると思います。また、学部での卒業論文についても研究内容や研究結果などを答えられるようにまとめておくと良いと思います。自分の思いを自分の言葉で伝えることができれば大丈夫だと思います!
  • 大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 私が大学院に進学した理由は学部時代に学んだことにさらに磨きをかけたいと思ったからです。大学在学中、小学校教育全般について広く学んできました。その中でも授業づくりや生徒指導について興味が出て、より研究をしたいと思うようになりました。実習が多く、大学で学んだことを現場で実践できる教員養成特別コースで勉強したいと思い本コースを選びました。。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 自然豊かで落ち着いて勉強できる環境です。授業ではグループ活動が多いため、現職院生や他コースの学卒院生と意見交換することもできます。全国や世界各国から学生が集まっているので、自分には思いつかなかった考えや視点にも気づくことができ日々刺激をもらっています。同じ夢をもつ仲間がたくさんいるのでとてもよい環境の中で勉強できていると感じています。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • 「生徒指導実践演習A」という授業です。この授業では過去に経験した事例や、学校現場で起こり得るような事例を学生が考え、解決方法についてグループで相談をした後にロールプレイを行います。その後、見ていたグループからアドバイスをもらいます。様々な事例を通して教師としてどう子どもに声をかけていくか、教師の指導のあり方について先生や学生同士で意見交換をすることができるのでとても勉強になります。自分が教師ならどう対応するのかを考えるきっかけにもなるのでおすすめの授業です。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 私は大学院進学を選んでよかったと思っています。大学院は自分がしたいことについて深く研究することができます。そのため、入学したらどんなことをしたいのか明確にしておくことで大学院生活も充実します。本コースは現場経験豊富で熱心な先生がたくさんいます。実習で実践する授業一つに対しても仲間と意見交換をしたり先生から助言をいただいたりするなどじっくりと検討することができます。自分にはなかった視点や考えにも気づくことができ、学びある日々を過ごしています。同じ夢をもつ仲間と共に学べる環境はとても素晴らしいです!本学で共に学べることを楽しみにしています。
 

       

杉本さんの1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度)
時限
教育実践の事例研究A 学習指導要領と教育課程A 学級経営の理論と実践(前半)・学校組織マネジメントの理論と実践(後半) 授業の理論と実践 生徒指導実践演習A(前半)・今日的な特別支援教育の課題とその対応(後半)
生徒指導の理論と実践(前半)・教育相談の理論と実践(後半) カリキュラムデザインの理論と実践(前半)・教科カリキュラムの構成と理論(後半) 学校教育におけるICT活用と情報デザイン   教育評価の理論と実践
教職協働力実践演習Ⅰ 学習者の心理とアクティブラーニング   教職基礎力開発演習Ⅰ Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
教職協働力実践演習Ⅰ 教育法規実践演習   教職基礎力開発演習Ⅰ 学級経営実践演習A
学校危機管理の実践   教育実践研究Ⅰ・基礎インターンシップ    
大学院授業科目
学部授業科目
その他